現在、新たな断熱手法を検討中なこともあり、
ドイツ住宅の断熱をおさらいしてみたので、その一部を紹介しますね。

これは躯体がレンガ積みになっている住宅の断熱改修モデル。
まずは
ドイツ住宅の屋根断熱
10センチ程の厚さの木質繊維系の断熱材を屋根上に外断熱施工。
・・・屋根垂木の厚みと断熱の厚みを足すと結構な厚みになるのに、
軒先の表現はどうなるのか・・・ノーチェックだったのは痛い。
そして、
ドイツ住宅の壁の断熱。
レンガの躯体外側に、I型ビームを下地(柱?)にセルローズを吹き込み、
その外側に再度外断熱材を張りこむ仕掛けだ。
レンガの躯体と床の納まりも参考になる。
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これは、新築の場合の断熱構造。
ドイツはボード下地をクロスさせて二重に取るのをよく見るのだけど、
手間はかかるけど、それほど重要なポイントなのかも。

壁暖房の仕掛け。配管を下地代わりにも。

これは私にとって、今一番参考したいものかもしれません。
ドイツ住宅のように高断熱な窓を、今よりもっと奥深くに据えたいのです。
私の狙いでは、この写真よりもう少し奥深くへと思っているのですが、、、
まだ未解決なこともあるので、もっと情報を得て検討した上で、
試験施工を実験棟にて行う予定です。
6月か、7月頃には、試験したいものです^^;
今日は事務所界隈の桜も満開になり、車で桜並木通り抜けながら、
一人感動してしまいました。
明日から出張で、私は花見酒はできそうにありませんが、
夜桜などぜひ堪能してくださいね。
興味のある方は、ドイツの家の過去記事を以下でチェックしてみて下さい。
11年のドイツ住宅の報告は、⇓ ⇓
06年のドイツ住宅の報告は、⇓ ⇓
ドイツのような家を建てる岩手の注文住宅メーカーならこちら。
05年のドイツ住宅の報告は、⇓ ⇓
いつも拝見しております。
窓の奥行を作っていく、素晴らしいですね。
日本の戸建て住宅の味のない意匠は開口部が影響していると思っております。
壁厚はもちろんですが、フレーム・デザインも大きな要因なのでしょう。日本はLIXILかYKKAPか三協立山かといった感じですからね。
私は建築業界の人間ですが設計職ではないので、そこを何とかしてみたいのに携われないのでやきもきしております。
今後も投稿楽しみにしています。
スナさん、初めまして。
おっしゃる通り、一番の違いをもたらしているのは窓ではないでしょうか。建築時の施工者に喜んでもらいたいか、住み続ける住み手に喜んでほしいかの違いでもあります。
このことがわからないから、変わらないのではないかと。
違いの分かるスナさんだったら、変えられると思いますよ。