ドイツの住宅報告もぺっこ飽きてきた感がありますが、
それでも懲りずにまたまた住宅展示場ネタです^^;
ミュンヘンの住宅展示場 ”窓明かり編”
明かりと言っても照明の灯りではありませんよ。
外からの自然採光についてです。
ドイツの住宅展示場は室内インテリアも楽しめますが、それとは別に窓からの明かりをインテリアの要素として観ると中々勉強になります。
一番上の写真のダイニングは吹き抜けで明るさを増しています。
キッチン付近はほの暗く感じますが、実際キッチンに立ってみると、家事作業にまったく支障のない明るさでした。
自然光による室内の明暗が、また落ち着いて見えるポイントかもしれません。
上記三点の写真で共通していることがあります。
わかるでしょうか^^;
それは、採光の窓。
窓として捉えるのではなく、壁として採光を考えていること。
窓というと、壁の一部をくり抜くという感じですが、これらのように壁として配置すると室内がすっきり見えるでしょ。
その上、外部空間との広がりも得られ、一石二鳥ってわけ^^
ガラスの高い断熱性能があって成り立つ手法ですね。
そしてその他の自然光の採り方も。
地下室の天採光 2階ホール天採光
地下室の明かりは間接照明感じ。
2階ホールの天採光は棟を挟んで連窓に配置して中々いい感じ。
壁&天採光 ありがち系採光も
こんな感じで、窓は単に「部屋を明るくする」「空気をとり込む」ことに、
自然光をインテリアとして楽しむ♪
を加えると、家づくりはもっとおもしろくなりますよ^^
そらから、ぜひ地元岩手の住宅展示場も見学してみてください。
ドイツのような家を建てる岩手の注文住宅メーカーならこちら。
05年のドイツ住宅の報告は、⇓ ⇓
太陽が降りそそぐダイニング、とても気持ちが良さそうですね。
自然光を楽しむ設計ということはミュンヘンは曇りの日が多いのかな?と思いました。
床がタイルなのは何か特別な理由があるのでしょうか。
お天気のことは私もよくはわかりませんが、
この住宅展示場を見学した時は前日から大荒れの天気。
そんな中でも明るく感じましたからね。
床がタイルが多いのは、元々石造りの建築の歴史を
持つことからきてるのではないでしょうか。
高価な石の代用としてタイルなのかな?と^^;