住宅を断熱リノベする際、
いざ暮らしてみたらさほど使わなかったよね、
或いは、家族構成や暮らし方の変化によって必要性がなくなったなど、
これまでうまく活用できていないスペースを何とかしたい、
そういう要望って意外と多いかもしれません。
使わなくなっていたバルコニーを岩手でも年中使えるサンルームに
そこで今日は、家を建てた当時は何度か利用したものの、
現在ではまったく使われていないというバルコニーを、
窓を据えることで年中活用できるサンルームに変更している現場を
簡単に動画にて紹介したいと思います。
バルコニーへ出入りするテラス窓のガラス越しに
バルコニーの開口部だった所にサッシが付いた状態を映しています。
岩手の高断熱住宅に見合った高断熱なサンルームに
バルコニーの腰壁は残し外張り断熱を施した上で、
2面2か所の開口部に寸法を合わせ、
トリプルガラスのドイツ製樹脂サッシを填めてみました。
一般にはサンルームにトリプルガラスまでの断熱性は必要ない、
という考え方もあるかと思います。
それはエクステリア等のイメージで考えるサンルームなら
確かにそうかもしれません。
でもここは、冬は寒い寒い岩手です。
冬に使えないガラス1枚で囲っただけのサンルームならメリットはない、
冬でも暖かい室内と同じ感覚で使えるなら、サンルームを超えた空間になる、
そんな考え方からのサンルームになります。
サンルーム窓をフルオープンにできればバルコニーと同じ使い方に
正面に据えた3連ガラスの窓は、
従来のバルコニー気分を味わいたくなるかもしれない、
もしそういう時があっても大丈夫なようにと、
フルオープンタイプにしています。
現状はまだ開けられないのでフルオープンて何?
という方は下の記事をチェックしてみてください。
イメージしにくいと言う方がいらっしゃると思いますので、
宜しければ次のYoutube動画を見てください^^

この動画の後半部分の3連窓の開き方と同じタイプになります。
この高窓用の開閉タイプは当社スタッフ考案の当社完全オリジナル。
インナーバルコニーでしたらサンルームへの変更は簡単、
ドイツ製のサッシだから窓をはめるだけでサンルームの出来上がり!
となります。
あとは断熱レベルをどの程度にするか次第になるかと。
断熱性の高いサンルームの可能性は探ってみると結構おもしろいですよ。
例えば、
当社モデルハウスのサンルームスペースの場合なら、
浴室と繋がったこの空間、私的にはリフレッシュルームのイメージ。
プチトレして汗を流した後、
小っちゃな風呂上り専用冷蔵庫からビールを取り出し、
プシューっと開け、ゴク、ゴク、ゴク、 プッハー!
やっぱこれでしょ、これだけで一日をリセットできるというものです。
時には、癒されのコーヒー時間かもしれないし、
自分時間のスペースに早変わりするかもしれないし、
内倒しした窓からの風を感じながらビーチチェアでお昼寝♪
ってのも最高の気分かもしれませんよね。
自宅に居ながらも、非日常がいつでもそこにある暮らし。
もし毎日の中に散りばめられるとしたら・・・
知らず知らずのうちに、モチベーション高くなってたりするかもしれません。
20年以上もの間、一度も踏み込んだことのなかったというバルコニー、
もし私だったら・・・
と、ちょっとだけ妄想を膨らましてみるのも楽しい時間になるかもしれません^^
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