住む人にとっての良い家は試行試作の積み重ね?

新たに届けられた試作サンプル。

直感的に改善されたものだと分かる。

そこから説明を受けて「なるほど」と腹落ちする。

これで行こ!

と1分かからずに決定。

もっと良いもの良い方法が見つかったらすぐ変える。
良い方法だと思えたものが思い通りにならないと判ったらすぐ止める。その繰り返し。

私の部屋の入口横にある棚の箱にはのっこりと小さなサンプル類や階間用送風機や中間ダクトファンなどがあるし、床置きでは大きめサッシ枠と建具の組み合わせサンプル、壁に立てかけてるのはヨーロッパスタイルの室内建具枠とか。

スタッフから見たら、単なるガラクタ、ゴミ箱にしか見えないようで(笑
だからお盆休み前や年末の大掃除前にある事務所周りの断捨離日には必ず声がかかる。

 ここにあるもので捨てて良いものはありますか?

  ない!

 何年ももう動いてないですよね。

  まだ妄想へのヒントの点だから。

 どういうことですか、それ?

  まあ、まだ可能性はあるってこと。

 はぁ、、

ここで呆れられて終了。

でもこの夏廃棄するものが二つできたv

網戸サンプル一つに、窓下断熱&防水のサンプルは捨てられる。
なぜ捨てることができるのか。それはもうそれ以上のものが見えたから。

往生際悪いので、確かに点のままで先が見えず捨てるに捨てられずお蔵入りしたものもあるけど、目に見えない場所に置いてしまったら妄想が途切れる。だから毎日妄想を途切らせいないよう目に見えるようにしている。単におバカなだけ。

まだ活かせる、何か発想があるはずなんだよなあ、と思えるものを残す。

自分の中では点としてのヒントの保存期間は10年前後ではないかと。
これまでも10年前後で点が線になり面となり妄想が開花したものはいくつかあるものだから。

今はガラクタ箱でも、私の中ではいつかは宝箱♪なんだよね。

と言いつつ、いつかポンコツ扱いされないように気を付けないと(笑

そう言えば、
先日久しぶりにパンナコッタごちそうになった。

これ、新作なんだよね。だとか。

しょっちゅう新作がお目見えしているように思えるけど、この新作一つにどれだけの試作が繰り返されるのでしょうか・・私には想像もできませんが。

でもこの試作の良いところは食べられるってこと。
私のはすべて捨てられるもの、、

もし、新作手前の試作品食べ放題!なんて企画あったら・・・

喜んで並ばせていただくかもしれません。

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