北欧の外壁色から日除け建具と勘違いするも・・

夏なので暑さ対策の話題を。

先日「北欧の住宅展示場13」で紹介する写真をチョイスするのにフォルダを開いた際もだけど、そのフォルダを開くと必ず視線が惹かれてしまう写真が一枚ある。

惹かれる北欧の配色

この配色だよなあ、惹かれるのは配色割合いもあるんだろうなあ。

不思議だよなあ。

なんて眺めていて、

なに!? こ、これはもしかして・・・

 このベージュ色の部分て壁じゃない? スライドする日除けの建具でないべか?
 上部の真ん中の黒いのが吊り金具だったのかあ。
 写真は日除け建具が重なり合っている状態ではないか!

 さすがだべ、ヘルシンキ!!

日本で言えば雨戸みたいだけど、そう思えた。

というのも、ドイツで見た縦型ルーバーのスライド日除けの記憶があったから。

ドイツのスライド日除け (1) ドイツのスライド日除け (2)

スライドすることで配色割合も変わる。スライドすることで壁面の配分も変わる。
そしたら日除けと視界のコントロールに加え、家のデザインというか家の表情も変えられるって、なんと魅力的なんだろう。

そう思いながら、しかけを想像すべく冒頭の写真をズームしてチェックしてみると・・・

なんと、私の思い過ごし?早とちりでございました(笑

まず勘違いしてしまったポイントの一つは、上部壁との見切り部分が段差による影があるように思えたこと。
そして二つ目は吊り金具に見えたこと。金具は単なるデザインなのかもしれません。

しかしズームしてみると、建具と思えた部分と上部壁に隙間は見えない。
そして決定打となったのが窓下水切り。
窓下水切りの先端が外壁折り返し部分の角までせり出していたこと。これだと建具はスライドしようがない。

というわけで、私の勘違い。

自分が気付かないだけで、自分の視界には何か意味があるのではないか?そんなことをいつも考えて観る癖がついてるせいか、それがいつしか妄想領域まで踏み込んでしまったようで・・
これがもし癖になったら、妄想癖のおいちゃんてことになるわけで、
これって、やばいかもしれませんね(笑

でもふと前向きに考えたら、その妄想をそのまま発想として捉えたらそう悪くないのではないかと思えたり。

実は壁だったけど、妄想した通りにスライドする建具にするとしたら・・・
軽量にするために建具をアクリル板で。外壁と質感を合わせるならリシン吹付かなあ、とか。
もし明るさ確保でスリットにするならカラーサッシ技術を利用すれば木目もカラーも自在だけれど・・・
高価なもになる?
もし、格子状に通風も確保するならサッシの格子を使い、アクリル板2枚重ねでスリットをスライド開閉できたらいいかも?とか。妄想に妄想を重ねるのも悪くないかな。

そんなことで、

日本伝統の雨戸機能を日除けとして復活するなんてのもありかもなあ、と思ったわけです。

ただ、個人的にはアルミではないんだだよねえ。。

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