岩手の住宅技術と凍み上がりと。

昨日は、設計、現場管理、工場、現場施工の各スタッフが集合。住宅の耐久性や断熱能、施工性についての検討会。

岩手の住宅技術向上に
これまでのテスト施工の反省も踏まえ、いくつか用意された実サンプルに新たな検討部材を重ね合わせたり、施工手順と施工性、工場段階と現場施工の役割の検討などを行いました。

改善されたスペックに、

 うんうん、これならいいじゃ。 そうすね、いいすね。

 こここうしたら、きれいに収まるんじゃね?

 ここは現場ではやり辛いから工場でやってくれたら・・・ 

  わかった、おらだづ工場のほうでやるべさ。

 この部分は、他の人には任せられないと思うので現場で俺だちやりますから。

みんなゴールが見えてきたせいか、いい感じ♪でした。

当然、細部や部材との相性の確認など、いくつかの課題が浮かび上がり各スタッフに宿題にはなったけど。

妄想を繰り返し経験値を重ねながら3歩進んで2歩下がり、一歩分を変えてまた3歩進む。

そんな感じかと(笑

春ですから、気分も上向きかもしれません。

あ、春のこの時期だからこその下がり気味なものがあります。

岩手の凍み上がり
スタッフ駐車場から芝生上にあるショートカット通路がそう。

通路に敷き込んでいる凍み上がっていたンターロッキングが少しずつ下がり始めたものですから、こんなにでこぼこに・・ 左側の芝は残雪で日陰になり日差しが当たらないのでまだ凍み上がったままなのが分かります。

これは毎年恒例だけど、今冬の凍み上がりは例年に比べると少し大きいかもしれません。

この凍み上がりがすっかり溶けたらば修復作業です。

このテンプラ工事は私の仕業でして・・・
私的にはただ敷きならべるだけのこのやり方をチェコ方式と呼んでいます。

このインターロッキングの下には桂の木の根っこがびしっと張っていて砕石等敷ける状態じゃない。そこで考えた末にチェコの田舎の住宅地で見た、簡単施工で簡単修復のこのテンプラ方式にしたわけです。
2平米くらいですからね。修復が簡単だからこの作業って、春の楽しみの一つになってる気がしますね(笑

最後に、

白鳥V字飛行
今朝はこんな白鳥の群れが、いくつもいくつも飛んでいました。

何か起こる前触れなのではないかと思うくらいに。

考えたら今日は、3.11。ー黙祷ー

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