野芝・高麗芝・洋芝・・

風の強い日が続くなあと思えば、雨の日が続いたり、
私の農作業はさっぱり思うようには捗っていないのに、、
注文しておいた芝が遂に到着してしまいました。

芝の到着予定日に合わせ、ハンギング用の花たちも手配しておいたようで、
火曜の午後、人手を集めて一斉にハンギング作りと芝張りを同時決行。

とは言え、芝張の手前の土づくりが進んでおらなかった私は
ハンギングづくりに参加せず土を耕すのみに徹することに。
せっかくの機会なので、新人スタッフらには
ハンギングづくりも芝張も両方体験しておいて欲しいですからね。

ハンギングを終えたスタッフが芝張に移行してくると、
入れ替わりはあったものの概ね7,8人で作業を進め出したら・・・やはり早い!
なんと3時間ほどで芝張完了!
芝張人生で最短でした(笑

住宅に芝
これが今回張り込んだ面で、芝の種類は野芝。
芝張した部分は事務所正面から見て右側と、敷地の北側沿いの2か所です。

当社事務所正面は元から野芝で、
その地続きの傷んで芝が薄くなっていた部分の補修を主に考えていたのですが、
いざやり始めると補習どころか張る部分がどんどん広がってしまい、
予定では写真の半分くらいだったはずなのに・・

そんなことで張り終えてみると、4坪ほどの芝が不足という結果に。。

こうなりゃしょうがない、GW明けにでも再度張り増しますかね、、
その頃にはこの筋肉痛も癒えていることでしょうから^^;

当社敷地内には現在3種類の芝が貼られていて、
事務所正面付近の野芝をメインにその他が高麗芝と洋芝になります。

住宅に芝
これが敷地入り口脇に昨年初めて張ってみた洋芝コーナー、
寒さに強くて冬も枯れずに青いということで、ならば試しにってことで採用してみました。
但し、寒さに強い反面暑さには弱いらしい・・

気温が30℃以上になる夏の時期なら、芝足は4センチ以上は必要なんだとか。

ただ・・・
現在の姿はなんか雪の重みか今の時期だからか、妙にヘタっています。
ここから元気になってくれるといいのですが・・・
二年目の今年は大丈夫かなあ、、

住宅に芝
こちらが社内でバーベキューを開催するのに利用している事務所裏庭の高麗芝で、
張ったのは5年位前です。

この枯れた状態は、この時期野芝と同じで、
日当たりの良い場所は所々に青い芽が微かに見えてきているので、
5月中旬以降になれば緑色で埋め尽くされるはずです。

3種類の芝を張ってみての感想は、

野芝は手間がかからないし、芝刈りもそれほど気を遣わなくて済む。
芝の色合いも個人的には一番目に馴染む。
ただこれは長い間見慣れて来たからというだけかかもしれませんが。

高麗芝は、足の踏み込んだ時の感触が形容しがたい位に最高です。
ただ個人的には芝刈りの時、芝密度が濃いので芝刈り機のパワーが負けてしまう。
なので、仮幅を半分にして刈ることになったりで芝刈りに時間がかかりますね。

洋芝(ケンタッキーブルーグラス)は、アメリカで見た本格的な厚みのある芝感がいい。
但し、芝足を長く刈ると芝が真っ直ぐ立たず倒れる点が難点かなと思うも、
きっと管理人としての私の能力不足経験不足も多分にあるのではないかと。

さあ、これからが芝を楽しめる本格シーズン突入です。
運動不足がちな子どもたちが思いっきり走りたくなる、転んでも心地良い、
そんな芝生を目指しスタッフ皆で手塩にかけておきますね。

若いスタッフたちは、
小学校の頃の花壇づくり以外はほとんど土いじりしたことはないと言います。
農家で育っていながら家の手伝いで土に触ったことさえないのだから、
それは今の時代には当たり前なのかもしれません。

ただ、家づくりを生業とするなら、
土に触れずに暮らしを語るより、触れたことのある者が語るほうが
ずっと言葉に重みはあるのではないかと思うのですが・・・

あとは額に汗して自らの手を動かし、
花や芝に愛おしさを感じられるようになれば・・・
私としてはしめたものなんですけどね。

どうなるかは、心の置き所しだいかな(笑

以上、プチ野良仕事大好きな芝生管理人の戯言でした^^;

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です