北欧住宅の風合い

住宅って、色とか形とかだけならある程度似たものにできる。
北欧エリアなどの住宅を見て回るといつも必ず感じてしまうこと、

日本にも同じような家はあるけど・・・、何かが違う。

アメリカでも、

日本にもアメリカンっぽい家はあるけど、何かが違う。

何が違うんだべ?

アメリカで一番最初に気づいたのは窓だった。
日本の引違窓を使いながら色等で似せようとしても無理があるというように。

北欧の塗り壁仕上げもそう。
色は同じでも、風合い感が違うっていうか。
穏やかなマット感というのだろうか、
そういう違いを感じながらも、その違いをもたらす違いを埋める術を知らなかった。

北欧住宅の風合い(1)

 

 

 

 

 

 

 

近年、北欧で見かけるこんな二色使いの住宅も、
いいなあ、と思うだけで終わってしまっていた。

それじゃあ、同じ材料を輸入すればいいべってことで輸入したのが4年前。
これが甘かった。
材料はあれど、材を扱うノウハウもなければ表現する技術もない。
このままでは宝の持ち腐れだべ。

それから切り替え、
できる人に教わる、できている現地の人たちに学ぶこと二年。

そしてやっと、

北欧住宅の風合い(2)

 

 

 

 

 

 

 

今までのイメージを具現化したのが、昨年完成したPX-1だった。

私的には、あの風合いに近づけたと思っている。
ただ、この違いに気付いてくれる人がいるかどうかは未知数で、
実際やってみたものの、これがいいのか悪いのか・・はぺっこ不安も。

ですが、

北欧住宅の風合い(3)

 

 

 

 

 

 

 

こうして、同じようにとご要望をいただくとうれしいものです。

今後、現場の技術者がもっともっと表現力をつけたら・・・

和もあり洋もありモダンもあり。
そう、それでも風合いは外れないっていいよなあ。

と、そんなこれからを想像して楽しんでいた今日の一日。

できない昨日があるから、できるようになる明日が楽しい。

したい気持ちがあれば、

できないことがあるって、幸せなことかもしれない。

 

 

北欧のような家を建てる岩手の注文住宅なら。

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