微風快感。

ムッとする岸辺から海上に出ると汗も出ず、
陽射しの強さは変わらない、むしろ紫外線360°から攻めてくる。

涼風1

なのに、風に揺られているだけで心地いのはなぜか。
海面の1/fのゆらぎのせいなのか。
風も、揺れも、いずれも心地いいのだ。

この風にヒントを得て採涼を試してみたら私の眠りは深くなった。
それは扇風機の最弱の揺れに触れる、ただそれだけ。

我家はアメリカから輸入した冷暖房システムを使ってきた。
さすがに20年になるので、トラブルもあり先日システムを修理修正することに。
付き合いのある業者からの最初の提案はエアコンの設置。
さすがに、部品もない、空調のメーカーも今はない。
どこでも手っ取り早いエアコン設置の提案となるわけ。

でも何だろう、20年間暮らしてみて、冷暖房の送風感や送風音のない、
簡単に言えば、冷暖房していること自体がわからない。
その住環境は手放したくない。

以前より快調に冷えるようになったからこれでよしなのだろうけど、
睡眠を何か変えたかった。

結果、室温設定を1℃上げ、扇風機の微風の涼感でその1℃分を埋める。
微風は眠っていて風を感じないか感じるかその境目がベスト。
これだけで、単に冷房するよりもずっと気持ちいい眠り領域があることを知ることとなった。

せっかくだからこの手法をシンプルに住宅にも導入したくなるわけ。
微風涼眠の家っていうのかな。

いずれ空気の動きを味方に付けるのが狙い。

涼風2

ヨットは風任せなんだけど、帆にくず紐みたいなのが付いてるでしょ。
この紐の状態で風の受け具合いがわかるようになっているのだそうですよ。

空気を、風を、最大限暮らしに活かしきる。

これからのテーマなのかもしれません。

 

 

岩手のハウスメーカーなら。

 

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