岩手の高断熱住宅のための暮らし方レシピがあっても・・

会社はお休みに入ったものの、世間一般の過ごし方を知らない人間にとっての楽しみと言えば、

知らなかったことを知る。

そんな時間にしたいわけで、年末年始に読もうと思っていた本を3冊仕入れ準備は整っていたのですが・・・
それを超える関心ごとが出来てしまうと本読んでる時間があるかどうか・・不安になってきますね(笑

というのも、

同じ高断熱住宅でも暮らし方一つで住環境も暖房費も変わってしまう。

これまでそれぞれの要素を機会があるごとに断片的にデータ録ったり、それをセミナーでお伝えしたりはしてきたのだけど、それじゃあダメだな!と思い始めまして・・

例えば、冬の暖房費だってそう。
暮らし方を変えるだけで1万円以上の暖房費の節約になることもあるわけです。

体感温度を変える暮らし方もそう。

それを知って実践してみて習慣化できれば、もうそれでいいわけですから。

そんなことを思いついたら、

岩手の高断熱住宅のための暮らし方マニュアル

高断熱住宅の性能を余すことなく使い切れる暮らしレシピ

みたいなのがあった方が良いのではないかと(笑
思えてきたわけです。

そのための一つとして、

冬の岩手で高断熱住宅のカーテンとの付き合い方

のためのデータ収集を始めてみました。

カーテン開けるの朝のつもりだったのに失念して昼過ぎになってしまった今日のデータ。

暮らしかたマニュアル用1
テラスドアの場合の高断熱窓と閉め切ったカーテンの間の温度推移。
計測ポイントは窓最上部、中間、最下部の3カ所。

中間部のデータが問題ありですね、、原因は想定つくかな^^;

陽射しが窓に当たっているのに、カーテン閉めたままだと熱損失どのくらいで暖房費はこれくらいの損失になりますよ。

みたいなことをね、伝えられたら良いのかなと。

そのためにもこの冬できるだけ多くのデータを揃えたいと思っている次第です^^

最後にお遊び実験その後を少々。

窓周囲ヒートブリッジ対策の比較実験ボックス

先ず今の現状での含水率を知りたいと思い、含水率計を仕入れたので測定してみました。

窓周囲素材と含水率2
測定してみてのはこれで3回目なんですけど、今朝は室温14℃ですが、一回目の室温12℃、2回目の室温21℃、
どうも室温等の影響か多少ばらつく測定値。何度か積み重ねないといけなさそうです。

それで、ここで思ったわけです。

ここで示される湿度がどういう状態なのか?

通常時の含水率ってどうなのか?

まるっきしバカだよなあ、基準となる含水率がわからなきゃどうするよ。

いつもながら走りながら考えるタイプなもので、、
そんなことから工事中の現場へ行き、端材を貰おうと、

ちょっと待てよ、念のため現場での測定値も取りあえず。ということで測ったのがこれら。

2×4ランバー材の含水率
先ずはランバー材、含水率17%。
以前JAS認定工場のためによく計ってましたからこれはもうこんなものかと。

合板の含水率
比較ボックス内右側面は合板なので。
合板の含水率って思っていたより低いかな。


驚いたのがこの石膏ボード。
現場での使用時の石膏ボードの含水率って、0%!?

こんなことも知らなかったなんて、何十年も住宅屋さんやってながら恥ずかしい限りです^^;

手で触れる分には、普通に乾いてるように感じるんだけど、計ってみたらビックリ!

でもね、
こんなお遊び実験だけど、ここで観える現象の機序っていうのかな、そのしくみがもしわかるとしたら、無知なままで建てて頂いた家の対策法ももしかしたら見付けられるかもしれないと思えたからなんです。

どうなるかはわからないですけどね、先ずは知ることからかな^^

2 件のコメント

  • 本年も本当にありがとうございました。
    親方のブログ毎日毎日楽しみにしておりました。来年もサッシとかの詳しい事は
    なかなか分かりませんが、楽しみにしております!
    よいお年をお迎えください。

    • こちらこそいつも笑えるコメントをこの一年ありがとうございました。
      意味不明な小難しい話は受け流して例年も楽しませて頂けたらうれしいです。
      よいお年を^^

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