岩手で高断熱住宅の最良の暖房環境を探りたい

今日は家づくり教室。

2月家づくり教室
家づくりってそれぞれ違っていい。
だけど、基本的なことを知って家を建てるのと知らずに建てるのでは大きな違いが生まれる可能性があります。

今日もそんなリスクを小さくするために、何が必要かについてお話させていただきました。
せっかくのお休みに朝からのご参加ありがとうございました。
次回時間が許すようでしたらまたお会いできるのを楽しみにしております。

その他この数日のあれやこれやを。

それこそ昨日はブログにアクセスできなくなりまして・・
誰かが何かしでかしたらしい(笑
そんなことで投稿できませんでした。

今日は拒否られず、投稿できそうです。

先日投稿した以下の話の流れから。

岩手の高断熱住宅の住環境に即した湿度が欲しい

サッシ結露比較小屋を工場から事務所に運んで欲しいと工場スタッフに伝えると、
高圧洗浄機等凍っては困る道具類を入れる保温庫として使っているようで、どうも都合が悪そう顔。

そんなに長いこと使うわけじゃないので、道具類は凍らない場所に一旦移動して事務所へ来週にでも運んでくれることで一旦合意していたのですが、翌日に、

 いや、別に新しく作らせてほしい。
 事務所に置くには見栄えもよくない位に傷んでいるので。

と言ってきまして、

  わかったその辺どうするか、明日の午後なら工場行けるからその時に。

と話し、翌午後工場に行ってみると・・

環境小屋
なんともう作り始めてるではないですか。
余程、小屋を持って行って欲しくなかったようで既成事実化が進んでいました(笑

 材料はみんなあるヤツで作りますから。
 サッシももう壊れかけている実験棟から外したヤツなので。

まあ、いいけどさ。
こういう機動力ってきらいじゃないから(笑

これを水曜日には事務所まで運んでくれるらしいので、こころ待ちにしていようと思います。

来週末見学会予定の家の温湿度測定についても少しご報告を。

2階室温が1℃ほど上下繰り返しているので、送風の向きが原因か送風温度の上下なのかを確認して置きたくて、エアコンの吹き出し口に温度計を移動した結果。

一番上の上下温度が大きいのが吹き出し口温度。
その下が青い線が2階室温。
その下の黄色い線が1階室温。

2-17エアコン暖房の室温上下動吹き出し温度の上下と2階室温の上下が重なるので、送風温の変化だったということが分かります。
ここでじゃあなぜ1階室温は1階エアコンの影響を受けないのか?という疑問を解決したくなるわけです。

そこで、1階温度計を2階温度計と同じ位の環境に置いてみました。
その結果が下の温度推移。

1階2階温計環境を合わせる1階、2階がほぼ重なり1階も上下するようになっています。
2階はエアコン正面5m程距離、2m程の高さに置いていた状況に近い形にしてみたのです。

移動する前の1階温度計の置き場所はエアコン正面から距離7m高さ1mほどかな。なのでこの位置までは送風温の影響はないということかと。

少なくとも夜は無人。
そして外気温とエアコン吹き出し温度の振れ幅、温度域に注目して観ていただけると面白いかもしれません。

2階湿度推移とエアコン湿度推移も。

2月18日湿度推移
2階湿度47%ほどで一定ですが、吹き出し湿度は20%~40での振れ幅です。

ここでふと思ったのです。
今のエアコンて人感で追尾する機能があるけど、追尾されて乾いた空気を吸うことにはならないのだろうかってこと。追尾機能があったとしても高断熱住宅では使わない方が良好な空気環境を得られるのではないかとの疑問が。

その辺はまた何かわかったら報告しまうので。

最後に元気の元を。

 

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