北欧住宅間取り図の表現

日本の場合、間取り図面で表現される壁厚は
間仕切壁も外周壁も同じ太さで表現されているのがほとんど。

ところが、スウェーデンで貰った間取り図は違っていました。

スウェーデン住宅の間取り

スウェーデンの住宅展示場でいただいてきたものです。
縮尺が1/100なのは日本と同じですね。

外周ラインの壁厚の表示を見て下さい。
間仕切り壁の厚さの3倍以上はあるでしょう。

これがそのまま壁の厚さですが、
断熱の厚さと言ってもいい。

間取り図を見ただけで、あったかそ!って感じでしょう。

日本の住宅もこんな間取図を
表現できるようになったら楽しいですよね^^;

北欧住宅の間取りの特徴について。

北欧住宅の間取りは、シンプルで機能的なデザインが特徴です。以下に、その主な特徴をいくつか挙げます:

1.開放的な空間: 北欧住宅の間取りは、開放感を重視しています。リビングルーム、ダイニングルーム、キッチンが一続きになっているオープンプランが一般的です。これにより、家の中での移動がスムーズになり、家族や来客とのコミュニケーションが取りやすくなります。

2.自然光の最大利用: 大きな窓を多用することで、自然光を室内に取り込みます。これは、エネルギー効率の向上だけでなく、居住者の心理的な健康にも良い影響を与えるとされています。

3.機能的な収納空間: 北欧の家は、見た目をスッキリと保つために多くの収納スペースを備えています。壁面を利用したビルトインの収納や、家具自体が収納機能を持っていることも多いです。

4.自然素材の使用: 木材をはじめとする自然素材が多く用いられます。これにより、温かみのある雰囲気を室内に作り出し、居心地の良い空間を提供します。

5.ミニマリズム: 装飾を抑えたミニマルなデゴインは、北欧住宅の大きな特徴です。無駄を省いたシンプルなフォームが、室内を広く見せる効果もあります。

これらの特徴により、北欧住宅は洗練された美しさと同時に高い機能性を持ち合わせており、日本人にもなじみやすい住み心地の良い空間を重視しています。

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