明日から出張。
明日と言っても午後からなので余裕こいて何も準備していない。
ついさっきパスポートとチケットさえありゃあ、最低大丈夫だべ。
と軽い気持ちでいつもの定位置であるバックを見ると
パ、パスポートが・・・ない!?
あ。。。これって、もしかしてえらいことになる?
と、一瞬時間が止まったが
とにかく探さねば。。;
探し出したらすぐに見つかった・・;といういつものおバカな話。
でもこのぺっこの時間であのもっとおぞましい
成田大バカ事件の記憶が・・・
会社の若えもの二人引き連れ、シアトル行きのチェックインカウンター。
さあ、チェックインすたら、うまいラーメンでも食うべえよ。
その時、
「橋本さま、橋本さま」
スカーフ巻いたきれいな受付のおねえちゃんに呼ばれ、
おし、チェックイン終わったみてえだな。
と、差し出されたパスポートを受け取ろうとしたその時、
「橋本さま、パスポートが切れておりますが」
。。。。。。。。。。。う、そ?
何とかなんないの?
「どうすることもできません」
他の便でもいいんだけど。。。
「パスポートがないことには、どうにもなりません」とキッパリ!
この瞬間、この受付の女性は非情な女と化し、。
あとは初めてシアトルに旅立つ不安気な二人を笑顔で見送るしかなかった。
その後、盛岡に帰る新幹線の中では何も頭に浮かばない。
そして、ただただ引きずるスーツケースが重かったのを憶えている。
いつもチケットを手配してくれる旅行代理店がパスポートを
チェックしてくれるはずなのに。旅行代理店からは
お詫びとして行けなかったチケット料金を一万円引き。
旅行代理店のせいではないけど、いずれ自己嫌悪。
そしてその後の一週間は地獄。
電話すれば、
「わざわざ、アメリカから電話してもらってすまないね~」とか
いえ・・・どういたしまして、今日本にいましたから。。
人に会えば、
「あれ?シアトル行ってたんじゃなかったっけ?」
「何かあったの?」
な、何も心配するようなことは。。ありませんよ・・;
その後事情を話すと、一瞬「えっ?」と間があって大爆笑。
穴があったら入りたい・・・
というのが、私の悲しい過去「成田事件」。
こんな私みたいなお間抜けさんは、いないでしょうが
いずれパスポートは重要ですよ(笑)
明日は成田に前泊で、明後日朝のフライト。
旅に失敗は付きものなれど、発見多き旅になればいい。
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