ヨーロッパの窓枠に隠れている凄いしくみ

ヨーロッパのサッシ枠にある深~い意味


ヨーロッパのサッシ枠
ヨーロッパの見本市ドイツBAUに行くと、各サッシ(プロファイル)メーカーがこぞって断面サンプルを展示しているわけです。それで何も知らない段階でも、ヨーロッパのサッシ枠周囲に写真のように凹凸ラインが何本か入っている。それもどのメーカーも。

国産サッシは取付フィン以外平坦でつるっとしてるのにです。

何も知らない私は・・・
この形状はきっとフレーム強度を増すためだな!とさすがヨーロッパは違うわ!と勝手に想像していました。
それもあるかもしれませんが、もっと凄い意味があることがわったわけ。

この凹凸ラインは部材と部材の連結システムのための形状だったのです。

簡単に動画をツイートしたものを観てください。

動画中のサッシ下部にかみ合わせているのは、普段使っているもので外部窓下水切りの勾配高さを取るための部材で社内では「下駄」と呼んでいます(笑

その下駄材にグレーの部分がリサイクル樹脂。外の見えない芯部がリサイクル樹脂にするってのは今やヨーロッパでは当たり前のようです。

後半で見えている細い連結部材は片面だけ連結動画でしかなく、両サイドにはめ込むと連結されるという部材になります。でもこれはあるってことだけでまだ一度も使ったことはりませんけどね(笑

以前なら、

知らないから使いようもない。

今は、

知っていて使う機会を見つけられない。

これからは、

知って使いこなせる人間になりたい(笑

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