ドイツの2重パネル住宅

日本なら、住宅地周辺を車で走ると、
住宅の工事現場を見つけるのはたやすい。

北欧で住宅建築の現場に出くわすことは滅多にない。
尚更、木構造となればプレミアものだ。
そこで、今日は仕事柄ヒントを探そうと開いてみた
私の技術系フォルダから、一般の方には面白くも何ともないものを一つ^^;


ちょっと写真ではわかりにくいですが、外壁の2重パネル構造です。
北欧の住宅は殆どパネル化されていますからね。
パネル化している当社にとってはこういうのって実に参考になるわけです。

主たる構造の外側に、断熱の構造パネルを取り付けるなんて、
この時初めて見ましたね。
正直、なんて贅沢、ていうか、なんて高価な構造だろう・・
ドイツ人ってこういうことやっちゃうんだあ、
てのがこの時の感想。

これまでの自分たちの常識からかけ離れてる。
でもよく考えたら、外断熱の効果を最大化して行こうとすれば
こういう風に外側もパネル化するところに行き着くってのは理解できる。

さて、この構造。
仕事柄こっからが私の興味になる。
どんなパネル構造で、とういう取り付け方して、どう細部を納めるのか。
取り付け方法は何とか裏側に回った時に見えて大体想像はついたのですが、
その他はこの場では解らず。

ほんとうは何日か張り付いてずっと眺めていたかったんだけど、
そんなことは日程上、ムリ。。
なので、その他については宿題として残ったままなんです。。

日本だって、将来の住宅はここまで行く可能性だってある。
10年後か20年後かわからないけど、数%でも可能性はある。
もしかしたら、いつかはこれが普通になる? かもしれない。

だとしたら・・・
今から未来の住宅を想像するより、
逆発想で、未来から今の住宅を創造したほうがいい。

家って・・・
今建てて過去に住めるわけじゃない、
今以降未来にしか住めないですからね^^

ドイツのような家を建てる岩手の注文住宅なら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です