北欧住宅の断熱➀

古い街並みから得られるものは多いですが、
やはりその国、訪問地の住宅の”今”を知りたいですからね。
今日は、新興住宅地を見学した時のことを。

 

こういう真新しい家を見るのもお勉強。
けれど、今分譲中の住宅地で私がもっとも観たいのは・・・
やはり工事現場でしょ。

素敵な家も憧れの暮らしも、
それを支え続けるのは構造や施工方法ですからね。
構造抜きに、その住宅をわかったことにはならない。
知らずに家づくりも家選びもできませんよね。

さて、
近くに私待望の工事現場がありました。
北欧ではあまり工事現場に出くわすことってないですからね。
ラッキーだったかも^^

 

ビルトインガレージのある家。
1階面積の1/3程がガレージでしょうか・・

小躍りして近づいて行くと、

 

木質断熱材を外張り断熱。
窓周囲にはきちっと発砲ウレタンで処理されている。
スウェーデンならグラスウールでも、
金属フレーム入り?の樹脂サッシなのかもしれません。

 

ドア上に挟み込んでいる断熱材♪
このまぐさにあたるところは、
きっと・・・ヒートブリッジなりやすい構造なのかも?

でも、こういう断熱の急所に配慮している現場に出会えると、
私たちが大事にしていることと同じなので嬉しくなってしまいましたね^^

 

これが外周躯体の構造。
断熱性を高める細かい穴の空いたブロック、
プラス、断熱性アップに外張り断熱なんです。

でもって、上部のまぐさにはやはり断熱を挟み込んでいる♪
日本の住宅とは基本構造は違えど、
構造上断熱が弱くなる部分には、きちっと断熱補強が施されていました。

家が完成したら見えなくなってしまう、
こういうところこそが一番に大事。
一般の方が、自分の家の構造を知らずに建てられないのと同じように、
(構造を気にしない方もいらっしゃるかもしれませんが・・・)
私だって構造を知らずに、
その国の住宅を観たっていう気分にはなれませんからね。

構造って言えば・・・
新興住宅地で逆張りツーバイフォー?
てな現場もありましたねえ。

そのことはまたいつか報告ということで^^;

北欧のような家を建てる岩手の高断熱住宅なら。

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