やっとこ登りつめ座ることのできた特別な場所。
そこにはいつもとは比較にならない視界が拡がっていた。
アメリカまで見えるんじゃないかって首を伸ばしてみるくらいに。
それがおとなになり改めてその場所の前に立ってみると、
その場所はたった2.5メートル程度のまめこ柿の木の枝。
そして家からは5メートルほどの距離。
自分のとっておきの場所って、こんなもんだったんだぁ・・
でも、あのときみた世界はたしかに広かった。
最近、遊具で遊ぶ子は見ることはあっても木登りする子どもを見たことがない。
危険だからという理由だとは思うけどちょっと寂しさがある。
けど、こんな秘密基地ならどうなんだろう?
そう思えたのが、ドイツの庭先でよく見かけたツリーハウス。




おとなには想像できない世界が、
ここで遊ぶ子どもたちには見えるような気がする。
それにしても、こういう場所を与えてあげるって何なんだ?
余裕?
何か知れないけど暮らしの豊かさを感じる。
そこで私が思い浮かんだのが、
当社がよくお施主様の要望でつくっている物置。

この物置を小型にしてもいいし、
パパが作れる簡単な木工バージョンだっていい。
もっと割り切って、捨て材でつくるバラックバージョンもいいかも!?
なんて考えだしたら楽しくてしょうがない。
今度の会議でみんなに、
秘密基地つくろうぜ!って提案してみようか。
私なら先ず、秘密基地に野鳥の餌箱を置く。
じっと息を潜めて鳥たちがやってくるのを待つ。
小窓から鳥たちを眼前に見ていたい!かな。
まあ、私用なら物置サイズですね。
私の本宅になってしまいそうだけど^^;
それより、もしそんな提案したら・・・
親方サイズは必要ありませんから!とピシャリ。
それだけはなぜか想像できてしまう(笑)
はじめまして、
遠く九州で最近楽しみに拝見しています。
寒い地域での家作りの研究、見ていて大変興味深いです。何事も自分のスタイルで突き詰めて行くのってすばらしいですね。万人から不満が出ないものばかりがあふれている世の中で、独自のスタイルを極めていくことは僕は好きです。僕はすでに家は購入しましたが、親方の会社が近くにあれば違う選択も有ったのかもしれないと思います。これからもがんばってください。
KENKENさん、初めまして。
KENKENさんは九州ですか~!?
九州の方からのコメントは初めてですね。
九州の方にこんな変なブログを見ていただいてるなんて、
なんかうれしくなります。
そしてうれしい言葉をありがとうございます!
つい突き詰めてしまうのは良くも悪くも私の癖です。
こんなところで良ければいつでもお立ち寄りください^^