台風通過の名残り

何年振りかで台風をやり過ごした今朝の事務所。

台風の名残

心配したほどの被害もなくひと安ど。
せっせと落ち葉を掃き集めた。

だけど、そんな浅はかな自分に気づいたのはその2時間後だった。
4号線を北に走ると、なんだこりゃ!?という風景があった。
湖のように水没した田んぼ。

田んぼの真ん中を横切る濁流。
そこに茫然と立ち尽くす男性が一人。

・・・・

そんな人の光景を何人もみた。
もうすぐ稲刈りだったのに・・・

車を走らせながら、遠くから見るだけの自分。

こういう時、いつも無力なのが情けない。

最後に、

台風に強い家づくりについて

台風に強い家づくりは、日本のように台風が頻繁に発生する地域では特に重要です。ここでは、台風に対して耐久性を持たせるための建築のポイントを解説します。

1. 基礎の強化

台風対策で最も基本的かつ重要なのは、強固な基礎を築くことです。台風による強風や洪水から家を守るためには、地盤をしっかりと固め、基礎が水による浸食を受けにくい構造にする必要があります。具体的には、深い杭基礎を使用することで建物を安定させ、浮き上がりや沈下を防ぐことが効果的です。

2. 屋根の設計

屋根は台風の影響を直接受けやすい部分で、飛ばされたり損傷を受けたりすることがあります。屋根材には風圧に耐えられる強度が求められるため、軽くて飛ばされやすい材料よりも、重くてしっかりと固定できる材料を選ぶことが大切です。また、屋根の形状も重要で、風の力を逃がすことができる傾斜があると良いでしょう。

3. 窓と扉の強化

窓や扉は、台風時に外部からの圧力が最も強く作用する箇所です。強風や飛来物による破損を防ぐために、強化ガラスやシャッターを設置することが推奨されます。特に、窓には内開き式のシャッターを設けると、窓ガラスが割れた際の飛散を防ぐことができます。

4. 水の侵入を防ぐ工夫

豪雨とともにやってくる台風に備え、水の侵入を防ぐ対策も重要です。ドレインの能力を高める、防水層を設ける、水が入り込む隙間を最小限に抑える等が挙げられます。特に、床下浸水を防ぐためには、建物の周囲に適切な勾配を設けて雨水が建物から離れるようにすることが有効です。

5. 建物の配置と形状

建物を配置する際には、風の流れを考慮して配置します。例えば、風が主に吹く方向に対して家を少し傾けることで、風圧を分散させる効果が期待できます。また、建物の角を丸くすることで、風の抵抗を減らすことも一つの方法です。

6. 防風林の活用

自然の防御手段として、防風林を活用することも有効です。家の周りに適切な木を植えることで、風の力を和らげることができます。木は、飛来する物体を防ぐバリアの役割も果たし、緑が多いことで心理的な安らぎも提供してくれます。

7. 材料の選択

建築材料は、耐候性や耐久性に優れたものを選ぶことが重要です。特に外壁材には、強風によるダメージを軽渤するために、風雨に強い素材を使用します。また、塩害を受けやすい地域では、腐食に強い材料を選ぶことが望ましいです。

8. 適切な保険の検討

万一の損害に備えて、建物の保険に加入しておくことも大切です。特に台風や自然災害に強い保険プランを選ぶことで、被害が発生した際の経済的なリスクを軽減することができます。

台風に強い家づくりは、これらの要素を総合的に考慮し、計画的に行うことが重要です。専門の建築家や工務店と相談しながら、地域の気候特性に合った最適な家づくりを目指しましょう。安全かつ快適に長く住める家を実現するために、前述のポイントをぜひ参考にしてください。

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