今日はぺっこハード面な話を^^;
視察先の一つである木造住宅の工事進行中の現場。
この報告を近いうちにあげないといけないので、
その流れで今日ネタになりました。

ドイツの木造住宅の木構造
こういう場所にくると、ついスキップでも踏みたくなりますね。
私が今回観たものの中では断熱はそれほどではなかったけど、
構造面や工程面ではヒントがびっしり。
だって、現場に入ろうとした途端、これですから。

集成材のスラブ床?みたいな、こんなの初めて見ました。
何年か前に報告したハニカム構造と言い、
ドイツって、床構造はいろんな試みがなされてるんだなあと思いますね。


左は外壁の断熱厚さをチェック。
私の手が小さいので厚く見えるかも?てなことより、実際も厚い。
計ると、断熱厚さなら27㎝でした。
右は外断熱の留め方をチェック。
密度が高く、この厚さだからステープルでいいのかも。
その他、床面にある仕掛けや間仕切りの先行工程、
そして屋根裏部のしかけに、
「やるなあ!」と感心すること多しでした。
というわけで、現場報告はここで。
おあとは、現場のご近所の写真を紹介して終わりです。
それでは、おやすみなさい_ _




過去のドイツ視察なら以下をチェック。
ドイツのような家を建てる岩手の注文住宅メーカーならこちら。
05年のドイツ住宅の報告は、⇓ ⇓
この工事現場では木毛繊維断熱板が使用されていたことが特徴です。ドイツでも林業の後継さhが少なく問題になっています。間伐材を砕き、木が持っているリグニンの接着力で接着させ、人工接着剤は使用しておりません。樹木は建材としてみたときに製造段階で二酸化炭素を吸収し、炭素として固定化しています。これほど地球にやさしい検事はありません。一般の断熱材と比べ、質量が大きいのも特徴です。丸太が燃えにくいように、この断熱材ももえません。このような断熱材が我が国、特に岩手のような材木が豊富な土地で生産されるようになれば素晴らしいと思います。ドイツには沢山メーカーがあります。
田中先生、詳しい解説をありがとうございます!
おあっしゃるように、岩手でこのような断熱が作れるようになればいいですよね。
私も時間をみて可能性を探ってみたいと思います。