彩のあるドイツの家

同じ色素材でも、ベースとなる素材が異なれば、
仕上がりの色は違ってしまう。
それならばと、試し塗りをとやってみるのだけど、
その時はよくても時間の経過とともに色が変化するケースもある。


異素材で目指す彩をつくるってことが、
これほど難儀なことだったのかあ、、
と知ったのは、この仕事に携わって何年経ってからだったか。

おそらく、ムク素材や塗り仕上材で想いの色をつくろうとし始めた頃?

見てそのまんまの既製品を使えばそんな悩みもない。
それはわかっていながら、素材を活かす組合せの色と素材を見つけたいわけ。
色で素材感を失いたくないですからね。

素材と色の組合せだけならまだしも、
そこに技術やノウハウ、そして経験というものが入りこんでくるもんだから、
絶対的な完成形などどこにあるの?って思うことはいつものこと。
ただ、やろうとすることに無知無能なだけなんだけどね。

それでも、これまで観たもの触れたもの教えられたこと、
すべてを動員してでもこのバカ壁を抜けたいんですよねえ(笑
壁が抜けられたら、そのことに関してはもう壁ではなく、
その瞬間からごく当たり前のことになってしまうんですから。
これが仕事ってやつの醍醐味なのかもしれませんね。

住宅外観の彩と言えば、時々参考に紐解くのがブルーノタウト。

彩のあるドイツの家1

彩のあるドイツの家1

彩のあるドイツの家2

彩のあるドイツの家2

 

 

裸眼ではこういう色合いに見えるけど、
素材は?骨材の大きさは?表面仕上げの荒らし方は?
それを基準に想像してみる。

彩のあるドイツの家3

彩のあるドイツの家3

彩のあるドイツの家4

彩のあるドイツの家4

 

 

組合せを考えると、当然キャパオーバー。
あとは想定範囲の中で鈍い感に頼るのみ。

家は街に彩を与えている。
瞬間的には車だって街に彩を落としているんですよね。
車の、あのいくつかに絞り込まれている色、
あれには、私のような凡人が知らない
何か深~い理由でもあるのかもしれませんね。

彩のあるドイツの家5

彩のあるドイツの家5

彩のあるドイツの家6

彩のあるドイツの家6

 

 

当社では今、北欧カラーの家も多くなっていて、
どんな窓色だったら、どんな質感と色合いが合うか、
なんてこともテーマ。

岩手という街の風景に、そこはかとなく彩をそえられたら・・・

いいなって思っています。

ところがです。
そんな私は自分の身なりにはまったくと言って無頓着。
ココログたちには、
家のこと、そんなに考えられるんですから、
自分の身なりもちゃんと考えてください!と怒られる。

きっと想像委以上にキャパ小さいんでしょうね。
自分のこと考えてると、家のこと考えるキャパが減りそうで、、、
ほんというと怖いんです^^;

ときどき、
当社敷地内を作業員姿のおっさんがうろうろしています。
決して怪しい人物ではありません。
ですが、家づくりの妄想癖はあります。
ときどき、「これだ!」とか、「だめじゃんよぉ」とか、
独り言いうことはありますが、気になさらないでください。

わるいヤツではありませんので^^

ドイツのような家を建てる岩手の注文住宅なら。

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