初荷?

今朝は今年最初の海外からのコンテナが到着。

コンテナ荷受け(1)

これは40フィートコンテナ。


資材の物流会社なら、ドックハイを装備するのでしょうが、
そこは田舎の工務店、2台のフォークリフトを巧みに操りながらの荷卸し。
手慣れたものです(笑

輸入を始めてもう20年以上になる。
これまで何度か、

 ドッグハイつぐっぺが?
 その方がフォークリフトがそのままコンテナに入れるし、
 荷受けも簡単になるべ。

と投げかけたことはある。

その都度返ってくる返事は決まっている。

 それだったば、おらだづは〇〇機械がほすうな。
 ていうが、トラックの方が先がな(笑

という風に、彼らには彼らなりの欲しいものの優先順位があるらしい。

毎日の作業の効率を上げるための機能を備えるか、
月に一度か二度の作業の効率かと考えれば察しがつくものを、
我ながら非効率な提案をしてしまったと反省させられてしまう。

というわけで、
荷受けに関しては彼らの知恵と経験のみが頼み。

陽が射していても、この時の気温は-6℃。
ここでの-5℃、6℃は当たり前なので苦にもしていない。
むしろ、荷受けでは吹雪かないだけこの今日は幸運なのだ。

思い出したことがある。
何年前だったか、ドイツのBAUに行った際、
輸入商社の〇〇長さんと偶然にホテルが一緒だった。
私は面識がなかったので、友人に紹介されて名刺交換をさせて頂いた。

すると、

 あ~あ、知ってます、知ってます、お宅の会社知ってますよ。

   えっ、そうなんですか?

とまんざらでもなく喜んでしまった。

 ええ、〇〇国の工場に行った際、偶然にもお宅の会社のを作ってたもんですからね。
 独自で輸入しているなんて大したもんだと感心しましたよ。

   いや、そんなことはないですけど、、、

 いえね、言っちゃあなんだけど、岩手県ですよね。
 あの地方のねえ、一工務店さんが単独で輸入してられるなんてねえ、
 だから憶えているんですよお。

 まあ、頑張ってくださいよ。

   ああ、はい、
   ありがとうございます。

お供の社員さんたちを従え立ち去って行かれました。

地方、岩手県、一工務店、単独で、、、

ははは、、、まったくその通りだべ。
それとは逆で、
地方だから、岩手だから、一工務店だから、こそ輸入するんだべ。
と私は思って今までやってきた。

都市から遠いから、地場の工務店だから、
中間で都合よく歪められた情報、狭い範囲の情報で買わざる負えない。
それが嫌だった。

世界にはもっといいものがあるじゃないか!?
直に自分の足で目で耳で知ってしまうと、
地方だからこそ、もっと直接情報もモノも入ってくるようにしないと。
それが今に至っている。

商社は海外から材料を輸入し、材料を日本の工務店に販売する。
私のような田舎工務店は材料50%、技術&ノウハウ50%くらいの気持ちで輸入する。
だから20年以上もやってこれた。

だから、田舎の工務店が直輸入するには意味がある。

コンテナ荷受け (2)

確かに大変なことは何年経ってもあるもので、

今回だって、、、(笑

それを言い出すとまたキリがないので今日はここまでで^^;

 

 

岩手の注文住宅なら。

 

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