二日間の完成住宅の見学会を無事終了しました。
せっかくお申込みいただいたのに、見学時間がご希望に添えなかった方には
ほんとうにごめんなさい!
次回はもっとお時間を合わせられるよう、社内でも工夫したいと思いますので、
またのお申込みをお待ちしております。
そしてご来場頂きました方には、またお会いできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました^^
今回の見学会場からさほど遠くない場所にある現在工事中の現場に寄ってみると、
仕上げもいよいよ大詰めと言った状況でした。
ヨーロッパの窓のように奥行のある岩手の超高断熱な家
外側を一通り眺めると、一つの窓に目に留まり、

・・・
やはり、窓の奥行は小さいサイズの窓の方がより強調されるかもなあ、
ヨーロッパの窓のように窓に奥行のある佇まいがいい
いつしかヨーロッパの住宅を見ることが多くなり、
窓の奥行を、デザイン価値の一つとして認識するようになってから
もう何年になるでしょうか。
当初の憧れから今ではやっと当たり前として見れるようになった気がします。
窓が外壁から凹むのは、単に視覚的デザインからではなく、
住宅の断熱性能や省エネ性能のバランスをデザインすればするほど、
窓の奥行は深くなってしまうところが私的にはおもしろいかな。
あとはこの深さに味付けできたらいいと思うのですが・・・
現状はまだまだスキル不足。
そこで先ず、イメージだけでも整理する意味で、
ヨーロッパ、今日は特に南欧の窓辺をいくつか拾い上げてみたいと思います。
南欧住宅の窓の奥行

写真のような外壁色に窓トリムもやってみたい。
それと窓とは違いますが、三重の屋根瓦も注目かと。

これなんかは、40㎝はあろうかという壁厚の室内側いっぱいに窓が据えらていて、
余裕で窓の外側にプランターが置けてしまいます。
日本だったら、外壁側に窓を据え室内から出窓風に使ってしまうのかもしれませんが、
写真のように室内側への設置の方が、
①窓の耐久性 ②三方庇効果による夏の省エネ性 ③室内結露の防露性
のメリットの方が大きいのではないか思われます。

このアールくらいは一度やってみたいですね。

下屋の柱も窓トリムも石風仕上げ。

このようなマグサ様に見せるのもありかな。

窓は四角でも、上部だけアールにってのもいい。
これは採用しやすいかもしれません。

テラス戸でも奥行があるので庇は必要ないのでしょうね。

レンガでの窓台。
これはポイントにはなるかもしれないけど、正直やる勇気はない(笑

窓下に立ちの高い花を誂えるのも素敵のものだと感心した写真。
以上、このようにヨーロッパの窓辺を見て頂けると、
私が窓の深さを、何とかもっと豊かな表現はできないものだろうか・・・
と悩むのがわかりますでしょうか^^;
ヨーロッパのような奥行のある窓の岩手の住宅事例
ヨーロッパの窓の奥行 (4)のイメージをベースにして当社でチャレンジしてみたのが、

この窓トリムです。
窓一つ、性能・機能・デザイン、
どれを取っても、私たちが今できる領域はまだまだ狭い。
けれど、窓の可能性を拡げるためにもこれから先のイメージだけは持っていたいですね。
昨晩も窓を肴にスタッフと一献。

実際の肴も、当社の窓のように極厚なカツオのたたき(笑
美味しいものを食べながら、味わいのある窓を考える
こういう時間はいくらあってもいいものです。
自粛ムードがこれ以上広がらないように願いたいですね^^
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