「岩手で暖かい家」を子どもに説明するとしたら・・

岩手も雪が降り始め、完成住宅の見学会もいよいよ本気モードに。
そこで今日は、今回の見学できる家をぺっこ紹介しますね。

岩手県盛岡市の高断熱の家
実用重視のキッチン。
キッチン向こう右側は開放的な二面引き込み戸の和室で、左がリビング。

岩手県盛岡市の高断熱の家2
食洗器は機能的で実用重視のミーレを採用。
見学の際は軽く開けてみて、国産の標準的な食洗器との違いを確認してみてください。

引き出しタイプの食洗器と扉が内倒しタイプの違い、
容量の違いからの作業性もチェックかと。

岩手県盛岡市の高断熱の家3
子ども用トレーニングルームも^^

これにマット敷けば、世は自粛モードだとしても、安全に運動不足解消できそうですね。

でも私としては、せっかく岩手は冬なので、暖かさの質の違いを体感してほしいかな。

玄関から入った時の空気感、

廊下を歩き始めた時、居室に入った時の軟らかな温感、

窓際に立った時の自然さ、

そして吸い込む空気の和かさ。

ぜひ、目を瞑ったりしながら五感で味わってみてほしいですね^^

これが私たちが目指す、

岩手に必要な高い断熱性能と素材でつくるカラダに優しい家

ということになります。

岩手県盛岡市:完成住宅見学会の詳しい案内はこちらでチェック。

ところで、

家の断熱性能を、子どもに聞かれても分かるようにやさ~しく説明するとしたら・・・

岩手で暖かい家って、どんな家?

 岩手でも十分に断熱性能の高い家のことだよ。

へえ~、そうなんだあ、
じゃあ、岩手で断熱性能の高い家って、どんな家?

 岩手の冬でもぜ~んぜん暖かい家のことだよ。

と言ってしまい、堂々巡りになりそうになる。

小さな子どもに伝えるには・・・

 ジャンパーを何枚も重ねて着ると暖かいでしょ。
 そういう家のことだよ。

な~んてな説明で伝わるだろうか、、自信はない。

小学生の高学年くらいになら・・・

 家の暖かさの目安となる断熱性能の高い低いは、UA値という数値で知ることができるんだ。

 国の示す基準では、岩手の概ねの地域ならUA値=0.56、

 これは単位当たりの暖房エネルギー消費量を表すんだけど、
 単位を説明すると頭に入りきらないと思うのでシンプルに、

 家の寒さの量だと考えてみようか。

 岩手で家を建てるなら、最低でも寒さ量UA値=0.56以下にして下さいよ、
 と国では言ってくれているわけ。

 このUA値=0.56の家 = ジャンパー一枚分として考えてみるよ、

 もし、家が同じジャンパーを2枚着たとしたら寒さの量は・・どうなると思う?

半分になる。

 そうだよね、寒さ量は半分になるよね。
 そしたら家の寒さの量UA値はいくつになる?

UA値は半分になるから・・・UA値は、0.28!!

 そう、正解!

 じゃあ、今回の見学しているおうちの寒さ量はUA値=0.23なんだ。
 国が示す岩手の家のジャンパーなら、何枚着たことになるかなあ?
 大体でいいよ。

んん・・・・ 2.5枚。

 正解。

 家の寒さの量が小さいってことは、それだけ暖かさはどうなると思う?

その分暖かくなる。

 そうだよね、
 じゃあ、UA値=0.23の家なら国の基準の何倍暖かい家になると思う?

2.5倍暖かい家。

 そう、大正解!!

なんてね、

一度小学校の教壇でやってみたいものですね(笑

以上、子どもにもわかる「家づくり教室」でした^^;

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