岩手の高断熱住宅窓周囲のヒートブリッジ対策冬チェック!

今日の朝9時。
岩手県盛岡市で当社の高断熱住宅を建てて頂き今年入居されたお宅の温熱チェックを。

朝9時時点の外気温は、-2℃。
この時の室温23.4℃、湿度43%(加湿無し)

そして嬉しいことに、奥様は素足生活でした^^

私が何より一番チェックしたいのは窓。
窓周囲のヒートブリッジ対策された窓がどういう状況かということ。

この効果が一番わかりよいのはFIX窓なのでそこを中心にチェックさせて頂きました。

窓周囲のヒートブリッジ対策お住まいチェック
中心の〇のある所がサッシ枠。
このサッシ枠の温度が左上部表示温度 23.4℃。

そしてサッシ枠と壁の接点、一番濃紺の縦ラインでも右温度バーの最低温度をそのまま見ても、

ヒートブリッジの影響はサッシ枠最低温度は室温から1℃程下がる程度。

すごい優秀ですよこれ。(自画自賛:笑)

以前のヒートブリッジ対策施工してない時は6℃以上の差はあったのに、それが1℃で1/6ですから。

紆余曲折なこの3年近くの苦労が報われた感ありますね。
まだ対策可能域の半分なので、この性能値をもっと上げようと思えば上げられる。
気持ち的にもまだ余裕かな(笑

3年前の年末の住宅展示場の計測から翌4月上旬まで毎日のように、夕方になれば工場にある実験棟に行き測定をセットして翌朝計測データを回収、事務所に戻ってデータを観て次の測定方法を検討、この繰り返し。

始まりは雲を掴もうとするのと同じようなものだったけど、振り返ってみればもうね、ほんと楽しい思い出みたいになってしまいました。

けど、

昨日の投稿した衝撃。
どこから手を付けたらよいものか・・

まだ方針は見えませんが、年末年始はこの問題で埋まるかもしれません(笑

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