バルコニーより安上がりな高窓フォールディング

工事現場にて今日、先日にフレーミングした家の2階に据えられている窓をチェック。
なぜ、窓をチェックするのかって、

そりゃあ新しい窓スタイルなので気になるじゃないですか(笑

改良版の高窓フォールディング

当社で人気の開閉方式である折り畳んで大きく全開放できるフォールディングドアの高窓版です。

以前製作したものと何が違うのか?と言うと、

フォールディングの建具フレームを細くしてみました。

その今回製作した高窓フォールディングがこちら。

高窓フォールディング (1)
3連フォールディングです。

以前はもっとフレームがごつかったですからね。少し見た目も軽くなった感じです。

このフォールディング窓を開けると、

高窓フォールディング (2)
このように、3枚全部が全開放できる高窓。

開けてみると、トリプルガラスなのに何とも軽い!以前のものと比較にならないくらい。感覚的には引き違いのペアガラスよりも軽く感じましたね。

こちらの家の場合室内の寸法上窓幅は見たとおりですが、窓幅を自由にもっと広くもできますので。

なぜ、2階に高窓フォールディングが欲しいと思ったのか?

というと、よくあるご要望にバルコニーが欲しいとの要望を頂くことがあります。

ご要望通りに昔はバルコニーを組み込んでいたのですが、自分の経験も含め

バルコニーは本当に必要なのか?

という疑問が湧き始めます。

我が家で言うなら3年で洗濯物を干さなくなり、以降全く使わなくなりましたし、殆どのお宅で冬にバルコニー使っているのを見ることはありません。氷点下になろうものなら乾く前に凍ってしまいますからね。致しかたないとは思いますが。

そして要望されるバルコニーは雨が降っても慌てないで済む屋根のかかったインナータイプが多い。

バルコニー要望の動機を詳しくお聞きすると、

手すりがあるとお布団が干せる。普通の窓だときれいかけられませんよね。

というものでした。

そんなことから、フォールディングドアを眺めていて思ったわけです。

 このフォールディングドアのように手すり上の窓がフルに開けられたらいいんだよね。
 パタパタ~っとさ。
 
 そしたら、そこはバルコニー。閉めたらサンルームで一年中フル活用可能だべ。

そして試作してもらったらできちゃった。

そして今回、

 細いフレームでも可能なんじゃないだろうか?

てことで相談してみると、

  えっ、できる?ほんとに!

てことで製作してもらったのが今回の高窓フォールディングというわけです。

今回のは3連窓タイプですが、3連のままでも幅は拡げられるし、もし何ならもっと幅広タイプのご要望があれば、4連、5連、6連だってできます。但し基本4m幅までだけど。

岩手の高断熱住宅のための暖かい窓でありながら便利な窓。

大衆受けするかどうかはわかりませんけどね。

ご要望によっては痒い所に手が届くようなこんな窓もできるんだってことを知って貰えたら嬉しいかな。

もし、こんな窓あったら欲しい!!

なんてアイデアがありましたらどんどんお知らせください^^

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