住宅内に大きな鏡や透明ガラスを取り入れる

先日紹介した現在見学会開催中の家の写真に一枚追加で。

住宅内に大きなミラー
左側の間仕切り壁に大きな鏡が。

個人的には自分の姿を鏡を通して見るなんてことはできるだけ避けたいけど、住宅なり建物内を広く見せる手法として有効な手段の一つだとずっと思っていました。

鏡に限らず、ヨーロッパで間仕切りに透明なガラスを嵌めこんで空間を広く見せていることにも感心して見ていましたので。

そこで今日は室内に大きな鏡を使うこと、透明なガラスをはめ込むことのメリットを整理してみようかと。

住宅内に大きな鏡を取り入れるメリット

空間を広く感じさせる

大きな鏡は、実際の空間以上に広がりを感じさせます。これは特にヨーロッパで見られます。狭い住宅空間においては部屋をより広く、開放的に、見せる効果があると思います。

光の反射と拡散

鏡は光を反射し、部屋全体に光を拡散させ明るい漆喰をさらに明るく映してくれます。隣家の影響で採り入れられる自然光が少ない場合や窓が限られている空間にでは鏡を設置することで部屋をより明るく感じさせることができるはずです。

インテリア性としても

鏡は単なる実用的なアイテムなだけでなくインテリアデザインの一部としても使えます。部屋の雰囲気を大きく変えることができます。

 

住宅の間仕切りに透明なガラスを取り入れるメリット

視線を遮らない解放感

透明なガラスを用いることで、部屋と部屋との間に閉塞感を感じさせず視線が壁で途切れることなく通ります。これにより小さな空間でも隣の空間と繋がりを持って感じられ、広がりを感じさせてくれます。

自然光を最大利用

透明なガラスは自然光の通過を妨げない。住宅内の中程や窓を取りにくく暗くなりがちな部屋でも日中は室内照明に頼ることなく自然光を生かすことで明るくすることができます。

モダン的な印象

ガラスを用いたデザインは、現代的でモダンな印象かと。特に歴史的な建築がヨーロッパでは新旧のコントラストが魅力的なデザイン要素として使われるようです。

空間の柔軟性

透明ガラスの間仕切りは、固定された壁よりも移動や変更がしやすくスクリーンで視界を遮ることも容易です。開口のある間仕切り壁なので住宅のレイアウトを変更する際にも柔軟性を持たせることができます。

ヨーロッパにおいては長い冬や短い日照時間に対応するための実用的な解決策としても用いられているようです。

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