わびさびの外壁仕上げ・・・

今週末の日曜日は家づくり教室。
そして今回は、実践編”塗り壁教室”です^^

そこでせっかくなので、新たな表現方法を模索せねばと思い、
わびさびのある感じとか、古びた感、くすれた感のある仕上げをイメージするために、
過去の写真たちから拾い上げてみました。

さび的外壁仕上げ(1)

さび的外壁仕上げ(1)


これは石肌の濃淡のイメージに使えそうです。
淡い色をベースにその上に濃い色を散らすか、
それとも、濃い色をベースに色を抜くような感じで色を薄めたらがいいのか、

さび的外壁仕上げ (2)

さび的外壁仕上げ (2)

この雰囲気なら・・・
色を入れてから時間を置いた上でなで落とし、再度煤気を入れる感じかな?

にしてもこの写真の窓の色、なんか好きです。

写真と同じではないけどブルーグレーの窓色のお家が現在進行中です。
近いうちに見学会を予定していますので、
同じようなお好みの方がいらっしゃるようでしたら、ぜひお見逃しなく。
7月下旬から8月上旬予定頃かと^^

さび的外壁仕上げ (3)

さび的外壁仕上げ (3)

単色に煤気をかぶせる感じで良いような・・

ただ色を入れる箇所に注意が必要なるのかも?

さび的外壁仕上げ (4)

さび的外壁仕上げ (4)

こうして見ると、

きれい過ぎる色とか、単色でなければそれでいいのでは?

がっつりと色がかすれ落ちた感じでもOKではないかと。

この味わいなら、汚くていい、下手くそでいい!と思えてしまうのですが・・・
下手くそな仕上げってヤツが意外と一番難しかったりするかもしれません。
技術より感性の問題かもです^^;

さび的外壁仕上げ (5)

さび的外壁仕上げ (5)

外壁が雨だれで汚れたこの雰囲気、
なぜか自然に受け入れらるから不思議なものです。

汚れても経年美さえ感じる佇まいのある家があり、
逆にそれが傷んで汚く感じてしまう家がある。

日本の住宅には何かが足りないんでしょうね。

さび的外壁仕上げ (6)

さび的外壁仕上げ (6)

これと同じく外壁を仕上げるとしたら、
厚く塗り上げてから、荒く削り落とした上で、
その後汚れ感を入れる感じになるだろうか・・・

さび的外壁仕上げ (7)

さび的外壁仕上げ (7)

ペイントなんかだと濃淡を付けるためのそれ専用の商品もあるようですけどね、
どうもそれだときれい過ぎて、逆にその後の経年美はどうなるんだべ?
て心配になるわけです。

なのでどうしても、
色も自然界に存在する鉱石から得たもので表現できたら・・・
と考えてしまうんですよね。

というか、
私の中でケミカルなもので経年美を見たことがないせいかもしれませんが^^;

探そうとしていた写真とは違いますが、
これも仕上げとしてはありかも?と思ったものも挙げておきます。

さび的外壁仕上げ (8)

さび的外壁仕上げ (8)

石の肌を参考にというより、目地のイメージを掴むのがポイントかなあ。

漆喰という自然石の粉や骨材で、どうのうように表現したいか、
どうすればイメージに近いものになるか、
それを自然な環境のなかに違和感なく溶け込ませられるか、

ん・・・・ できれば、簡単に!

いつも妄想から始まり、テストするところまではいいのですが、
手間(コスト)をけかけずに、ってことでなかなか結果を出せていない。

さび的外壁仕上げ (9)

さび的外壁仕上げ (9)

新しいものは新しいままでいいと言う考え方もある。
古いものを新しく見えるようにしたいという場合もある。
今の私のように、
新しいものを最初から経年のある趣にしたいというのもあるわけです。

さあ、何をどういう風に試してみましょうか。

<塗り壁教室の詳しい案内はこちら>

ところで・・・

吾輩の経年美って、、どうなん?

・・・・

どうあれ、いい味出せるおっさんにはなりたいよね(笑

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