家づくりの盲点

私には幸せなことにたくさんの同業の仲間の人たちがいます。
とても研究熱心で探究心旺盛な人たちです。そしてそれぞれに
得意とする部分があり卓越した経験と情報を持っています。

そんな人たちだから、いい家づくりへのエネルギーも凄い。
この人たちと一緒にいるだけで、エネルギーのおこぼれを
いただき、おまけに貴重な情報もいただけてしまいます。

そんな機会で得た情報を今日は二つほど公開します。
(公開と言いながらネタの仕込みは一年以上も前^^;)

そのⅠ ドレーキップ窓は雨が漏りやすい!?

先日ドイツレポート(高断熱住宅と窓まわり他)の中で
ドレーキップ窓の機能面のみお伝えしてしまってたので、
今日はその補足も兼ねて。

ドイツには殆ど台風などというものがありません。当然強風で
天気が荒れることはあるようですが、日本ほどではない。
オーニングでも外付けブラインドでも台風にみまわれることは
想定されていないのかもしれません。

ドレーキップ窓もそうなのか・・・

ドレーキップ窓を採用した例で、風上面の窓に強い風雨に
さらされると以外に水が侵入してしまうことが多いそうです。

確かに内開き窓の弱点かもしれない。
風圧が強ければ強いほど、外開き窓の水密性は高まり、
内開き窓の水密性は弱くなる。ごく自然なことなのだ。

あとはそのメーカー毎の窓を閉めこむ構造次第ということか。。。

その Ⅱ レンガ(煉瓦)は雨が漏る!?

総レンガ積みの家や多くのレンガ施工をしてきた二つの会社が
口を揃えて言う。 レンガは絶対雨が漏る!

だから知らないでやるもんやない!

リスクは二つ。
①安い焼成法のレンガを使用すると危険。
②レンガ自体が雨を通すということ。

この二点を踏まえた施工方法をせにゃあかんよ!との教えだった。

これらを解決するのが、技術でありその会社のノウハウである。

出来上がりを見る分には誰にも分からない。

この隠れた技術やノウハウにこそ家づくりの価値がある!

と、私は思いたい。

2 件のコメント

  • ごぶさたしておりました!
     >総レンガ積みの家や多くのレンガ施工をしてきた二つの会社が
     >口を揃えて言う。 レンガは絶対雨が漏る!
    レンガではありませんが、タイル部にエクステリアの施工をして
    ひどい雨漏れをしている現場をたくさん見てきました。
    二つの会社さんの言葉にうなずいてしまいそうです(^_^;)
    当社(渡辺サッシ船橋)所属しているトステム船橋営業所の所長が
    栄転で秋田支店長として親方様の近くに参ります。
    岩手ではありませんが、よろしくお願い致しますm(_ _)m

  • えくすわごんさん、おひさしぶりです。
    裏には意外と知られていないノウハウがありますね。
    うくすわごんさんもエクステリアの施工ポイントを
    いろいろ紹介されていていつも感心しています。
    秋田なら新幹線なら盛岡は通り道ですから
    ぜひお立ち寄り下さい。
    住所は滝沢村ですが、滝沢駅より盛岡駅近し。
    高速なら滝沢インターより盛岡インター近しですよ。

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