北欧などのウィンターガーデン

バウテックで見つけたウィンターガーデンを少々。

スライド屋根スライド屋根2

 

 

 

ウィンターガーデン用の屋根部分。
ちょっと大規模用なのか・・・屋根面が電動でスライドするタイプです。
フレームはアルミですが、当然ガラスはペアのLow-E。確かに大きな吹き抜け的空間の熱気抜きには便利。

このスライドの動きをしばらく眺めていてふっと思いついたのが、屋根面を利用した吹き抜け部分にいいよな、ってこと。
日本では大きなウィンターガーデンをつくること自体が少ない。
私たちがよくつくり得る空間なら使いようもあり!かな、なんて。
夜の放射冷却も取り込みやすいだろうし^^;

お次は日本にもありがちなサイズ。

ウィンターガーデンウィンターガーデン内部

 

 

 

展示してあったのは、6畳をちょっと欠けるほどの広さ。この商品の魅力は全て樹脂製のペアガラスで、日本のようにアルミでないところが気に入りましたv
正面はバイフォールドドア(折り戸)になっていてフルオープンにも。

右写真の天井面をみて下さい。期待を裏切らず、熱気抜き用の開閉窓が付るでしょ。

そしてこのウィンターガーデンユニットで嬉しくなったのがこれ。

吸気口

 

 

 

 

 

ユニットの右サイドにあった吸気口。
日本の勝手口ドアなんかにもあるのですが、日本のものは単なる換気のための吸気口。
この吸気口って、このウィンターガーデンに付いているからスグレモノなんです。

なぜか、っていうと、

北欧では住居部分の24時間換気の吸気を外気から直接導入せず、ウィンターガーデンから空気を取り込みます。
換気による室内外の温度差を緩和し、熱損失を最小限に抑える工夫の一つ。

ウィンターガーデン空間の空気が室内に吸い込まれると負圧により、ここから外気が入って一旦温められるわけ。

換気による内外の温度差から感じる苦痛を和らげるため、北欧ではきっと以前からあった知恵なんでしょうね。

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