北欧では外壁の仕上げとしての石の風合いに、
塗り壁のテクスチャや色合いにはどんなものがあるかなど、
街を拾い歩く。
路地に入り込む。
普通なら閉鎖されている中庭に通じる大きな扉が開いてたりすると、
ラッキー♪とばかりに入。
中庭こそ、街の佇まいを感じられる絶好のポイント。
ぱっと見、わからなくてもよく観ると数色重なっていたりする。
この濃淡。単色でないからいい。
もともとこうなるものなのか、ある程度意図してなのかはわからない。
けど、彼らは知っている。
これはもっと近づきたい世界だ。
この色も気にかかる。
近づいてみると、レンガへの施し。
塗りでこういう表現もありなのだ。
アールト仕上げとはまた違った趣。
淡い色なら濃さを調整するだけだけど、
ある一定以上の濃さにはまた別の手法があるらしい。
彼らはそれを操ってるわけ。
これら濃い色のマットな風合い。
これをうまく表現しそれを維持できれば・・・
そんなことでドイツの素材を試している。
これは現場にてアルバイトの塗り壁女子が試し塗りにつくったものだけど、
捨てるのももったいないので試験に利用することにしたもの。
左が初回試験で右が数日前の再チャレンジ。
塗り重ね具合いで、色が濃い目、薄目にもなることがわかる。
一定性がないと思えば面倒そうだけど、
この特性をうまく使えて多少の色合いのコントロールできるなら・・・
それはメリットに変えられそうだ。
一般に塗り壁材はできあいの色を選ぶだけ。
できあいの色もいいけど、それ以上の色合いをつくる。
そしてその風合いがあのドイツでみたような
20年経ってなお美しい、それを実現したい。
次回はもっと濃いめの色で試してみよう!と思っている。
さて、どうでもいい私事ですが・・・
今日、季節の変わり目のせいか持病が騒いでしまった。
夕方病院に行って点滴。
そこまではいいのだけど、お薬が半端じゃない。
説明に30分。
そして今回はちょっとお高いんですけど、、
と言われ、デジタルに表示された金額¥は・・・
なんと、¥17000ほど・・;;
内心、財布にそんなお金あったかな・・とドキドキしましたよ。
皆さんは私のようになりませんように、ご自愛ください。
コメントを残す