”無暖房の家”窓の機能

今日も秋晴れの心地良い天気。
ライスカーペットも今、稲刈り真っ盛り。
刈り取り後の田んぼって、毛を刈られた羊に似て小寒さを感じてしまう。

我がスタッフにも農家の長男が多く、田植えと稲刈りの春と秋、
休みをとっての実家の手伝いは恒例行事みたいなもの。
営業Yもご多分にもれず本日はお休み。
ちゃんとうめえ米頼むぜ!とこういう時は気持ちよく送り出すに限る。
なんせ相手は主食。食べもんの恨みは怖いですからね^^

そんなことで今日営業Yのピンチヒッターで
「無暖房の家」内覧会の説明をば担当した。
今日はその一部、窓の機能をぺっこだけ紹介させていただこうかと。

「無暖房の家」の窓は↓写真のようにドレーキップタイプが主体。

高性能ドレーキップ窓

ドレーキップ窓を簡単に説明すると
写真の二つ並んだ右側のように内開きと
左窓のように上が開く内倒しの二つの開き方式を併せもった窓のことです。

高性能ドレーキップ窓

今回この内倒し機能にこだわったのは、
内倒しのこの開き具合って、外気が室内に入り込むと
窓の上部から窓内側に冷気が巻き込む。
結果冷気を直接身体に受けずにすむ、という理由からです。
(冬期の前後、特に冬と春秋の中間期のオーバーヒート対策に有効)

外気温が10℃を下回り室内との温度差が大きい時期は
外気の冷たさを直接受けなくてよい開き方ってわけ^^

当社でこのドレーキップを主体にした事例は過去6例しかありませんが、
無暖房の家には特に必要なのではないかとの判断です。

無暖房レベルに限らず、部分的な採用でも意外と使える場面あり。
例えば、緩やかに換気したい時や外出時に通気したい時に便利。
現在、窓の高断熱化の中、失われつつあるランマ窓の機能を
この内倒しでできると考えればイメージしやすいかもしれません。

窓の話はこれでお終い。
いい話だけじゃつまんないから・・・今日はサービスで(笑)
無暖房の家のちょっとした障害についても紹介しておぐべがと^^;

携帯電話の電波障害携帯電話の電波障害2

これ私の携帯電話。
使い込まれ、いだますないこの携帯電話を観て欲しい、
なんてのではないです。

携帯画面の右上、受信電波の強さのとこ観て下さい。
左は室内、右は玄関のすぐ外での状態。
そう、家の中で携帯電波受信できない!?

無暖房の家でのくつろぎ時間は携帯電話も通じず山ごもり気分♪
そんな暮らしもいいじゃないですか。
なんてこと言うと怒られっべがな^^;

対処はできますけどね。
でもこのままでは普通の宅内電話は必要なようです。
まあ、「携帯通じなかったら家に居るから」って
みんなに言っておきゃいい話かもしれませんが。。

6 件のコメント

  • 大きな窓の開放感って好きです。
    無暖房の家では今のところ無理でしょうか?
    とすれば,ちょっと魅力が落ちそうな気が・・・・・・。
    携帯電話:どこかのトンネルみたいにアンテナつけるのでしょうかね。

  • hiroさん、今のガラス性能だとまだ壁には及びませんが、
    単純に窓サイズで比較すると窓(ガラス)サイズの
    大きい方が窓の熱貫流率は低く抑えられるんです。
    ただコストパフォーマンスや使い勝手の問題等も配慮しながら、
    ということになりますが・・・
    携帯電話の件、アンテナということになりますが、
    もうちょい簡単な方法を模索中です^^;

  • Hiroさん、こちらこそ面倒な言葉をうっかり使ってしまいました。窓や壁などで一度の温度差で逃げる熱の割合です。
    数値が低ければ性能は高いということになります^^;

  • 教えてくださりありがとうございました。
    いろいろな要素を考え家作りって行われているのですね。
    まったくもっておくが深い。

  • どういたしまして。
    つい、専門用語使ってしまうことがありますが、
    その時はまた教えて下さい。

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