各建材・設備メーカーによる相次ぐ値上げ。
そして木材相場の高騰ときて、てんやわんやのこの一年。
都市部は景気が良さそうだが、
悲しいかな岩手にはそのおこぼれの風さえ感じない。
とは、業界人が顔を付き合わせると出る会話だ。
自社内では一時的な相場上昇なら無視できるも
継続となれば、目をつぶってもいられない。
値上げ、断固反対!!
とプラカードでも掲げ、抵抗したいところだが、
そこは、材料を売ってもらわなければ家を建てられない
という建築業者の悲しい立場。
都市部が景気いいだけにその煽りを
地方が受けてるのが今の状態だろうか。
さて、自社内の仕入れコストの上昇分は把握できても、
実際の業界としての動きは、どうよ?
ってのがいつも不安のあるところでもある。
5%って言えば、
消費税どころではない。
消費税アップなら反対もできるが
そうもいかないんですね、この相場ってヤツは。。
いろんな要素はあれど、
基本的には、需要と供給の問題ですからね。
そして、家を建てようとする一般の方にとって、
一番やっかいなのは知らされることがない、ってこと。
住宅取得負担の”ステルス”みたいなものなんです。
消費税は、告知しながらやってくる。
住宅価格の上昇は、忍び足で知らぬ間にやってくる。
てな感じでしょうか。
この先、下がる気配はなさそうですが、
これ以上住宅価格が上がらないことを願いたいものです。
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