年貢の矛盾

私たちが納める年金でも健康保険でも税金でも
その多くは自動徴収システムである。
決してそれは納めるという感覚ではないと思う。

最近の年金問題を見てもそうだし税金でもそう、
徴収は強制的に行なわれるのに返さなければならない時には
なぜ自動返金システムにならないのだろう。

2重徴収しておいて
返金して欲しくば請求手続きを!などと
なんとも奇妙なシステムなのだ。

そう思いながら最近のテレビニュースを見ていたが、
それがあろうことか、そんな矛盾がわが身辺に起ころうとは。

それはある行政側のミスからの過剰徴収だった。
地方税関連は特別な手続きなしで返金。
と、ここまではありがたい話として・・・
このあとが問題。

国税関連は請求しなければならんらしい。。
これだけでも、はあ!?である。

その上、その上に、こっからが力が失せる話。
返金は担当者の判断による、らしいってこと。

担当者の判断!????

なんちゅう話だべ。担当者とはお代官か。
年貢を返してもらうのに貢物でもないだろうに。

おかしい・・・
年貢の還付手続きでもないのに、
どう考えてもやっぱりおかしい。

この世に水戸黄門様はいないのだろうか。。