寒冷地コスト

今日は朝から宮城の竹駒神社へお参りに。
東北高速道を南下して行くと、一関付近で雪はかなり少ない。
その後仙台圏に入るとまったく雪はなく別世界。


ほの温かい陽射しを受けた野原は、岩手人からすればまさに春。
そしてこの時期なのに、街の持つ気配には
冬が通り過ぎるのをじっと待つ雪国とは違う力がある。

元々、街の大きさも人口も違うって言えばそれまでだけど、
雪が降らないってことは我々の業界なら、
一年中生産性が落ちないんだよなあ。

そんなことを羨みながら、

ところで、
寒冷・積雪地域にかかるコスト、ハンディはいったいいくらになるのだろう?
そんなことを考えてしまった。

まず、公共で言えば除雪・融雪費というカタチとして残らない費用。
この費用が道路整備や行政サービスに向けられたら・・・
その他融雪剤による道路や車の傷みという損害もあるし、

車両で言えば、暖機運転の余計なコスト、
スタッドレスタイヤなど、行政、産業、個人を通じて余計にかかる。
もちろん、暖房費は分かりきったことで・・・

いったい、これらのコストを
年総額にしたら・・・
地域人口一人当たりの負担にしたら・・・
一生涯の負担額にしたら・・・
いくらになるのか。

もしこの負担がなかったとしたら、
街が、人が、どれだけ潤うのか。

もしかしたら、仙台と盛岡の経済力格差はもっと小さかったのでは?
とか、そんなことまで考え、
雪の降らない岩手はイメージしたくないが、
なんか釈然としない気分になった。

寒冷地コスト。
補助金くれ、とは言わないが、
保険料、医療費のように所得税控除対象ぐらいしてもいい。
もしそれが無理なら、
スタッドレスタイヤだけでも。。。(なんてセコイか・・)

でも、そんな公約掲げる議員がいたら・・・

絶対、一票入れる!

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2 件のコメント

  • hiroさん、思いつきませんでした^^;
    そういうケースだってあるんですよねえ!
    もう少し、周囲を気をつけて観てみないといけませんね。

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