ヨーロッパのトリプルガラス窓の進化

最近の海外の高断熱サッシの進化が著しい。
ガラスも変われば、それに併せてフレームも追随するという構図。
この動きは、コストパフォーマンスを高めるために、
ガラスとフレームの性能バランスが求められたからだろうと思う。

あるメーカーに至っては一年間に2度フレームが変わっている。
2度の変化は、共に以前のものとU値はそれほど変わらない。
変わったのは複合素材だったものを単一素材で。
その単一素材の構造を変えることで性能を確保したこと。

ざっと観ると大まかに、
アルゴンガス封入タイプで、
Uw=0.9→Uw=0.8→Uw=0.7

クリプトンガス封入タイプで、
Uw=0.8→Uw=0.7→Uw=0.6

になりそうだ。

一般に流通しているトリプルガラスの木製窓は、U値=1.3前後だから、
性能はほぼ2倍ということになる。
未だにトリプルガラスでU値=2.3という低い性能のものだってあるから、
この進化はやはりすごい。

性能が上がることはもちろん大歓迎。
このことに加えて、個人的にはもう一つうれしいことがある。
窓のガラス部とフレーム部の性能差が縮小したので、
これまで窓のサイズやデザインごとの各Uw値を
計算把握していたことの重要度はかなり低くなったこと。
私的には窓毎の計算はこのレベルになるともう必要ないのではないかと。
まあ、簡単に言えば、自分の気が楽になったってことです^^;

今年もまた進化するのだろうか。
だとすれば、ガラスとフレームが性能バランスをとったように、
施工方法も考えなければならないかも・・
と考えたら楽しみにするだけでは済みそうにないかもね。
いずれ、次の変化を楽しみにしたいと思います^^

今日は寒かったですね;
さきほど、国道にある玉山の気温表示は、-1.5度でした。
こういう気温の上下が激しい時は体調崩しやすいですから、
みなさん気をつけてください^^

明日、私は出張で南方面へ脱出!
温かさ期待したんですけどね。
あちらも冬並みなんだとか。。

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