住宅賞の評価ポイント

今日、建築・環境省エネルギー機構のHPを見ると、
今回のサステナブル住宅賞の受賞住宅が掲載されていた。
当社の受賞住宅紹介欄を開くと・・・評価内容が!?
そう言えば、今回何が評価されたのか・・・
今まで知らせれていなかったよな。。

評価ポイントとして挙げられていた内容で、
私がほっとしながら読んだ箇所は三つ。

一つ目は、「サッシも中空層を有する木製サッシ」

二つ目は、「厚い壁厚を活かして庇効果を得る目的で窓面を160mm後退させた」

三つ目は、「住まいながら工夫し、実際の必要性を確認したもののみ
       取り込む・・・
       応募時点では厳冬期は経験していないとのことだが、
       建築外皮が十分に基本性能を発揮し快適な室内環境が形成される
       ものと期待できる。」

一つ目のサッシについてはわかってもらえるとは思っていたけど、
二つ目については小さな配慮過ぎて、
正直、評価ポイントとして挙げてもらえるとは思ってもいなかった。
三つ目は、先日お伝えしたように、
何のデータの取りようもなく一番心配していた点だったけど、
「期待できる」=「想像できる」とみていただけたのではないかと。

家も人も、どこで評価されてるかなんて、
意外と本人はわかってなかったりしますからね。
大きな技術に小さな配慮を散りばめていい家つくりたいものです。

というわけで今日はそのぺっこぺっこな配慮を^^;


庇って、窓上にあるものです。
庇は窓上にあっても日除け効果はあるけど、
せっかくなのでそのまま壁厚を利用してより効果を高めたい。
窓の両脇からの日除け効果をもたらすための窓位置です。
これで三方庇のできあがり、余計な費用もかかりませんしね。

断熱性能を上げるために費用をかけてできた普通の家ではありえない壁厚。
なら、この厚みを利用して他の利点をプラスできるなら・・・
ただそれだけのことだった。

だからこのことはほとんどセールスポイントとして説明しない。
説明しても殆どの方がピンとこないと思っていましたから。
体験的にわかること以外って伝えにくい。
人によってはそれがどうしたの?って内容でしかないかもしれないしね。

もし皆さんがどこかで、
窓がガッツリ引っこんでる家を見かけたら、
この窓位置にはそんな効果もあるんだよなあ、
くらいにでも気付いてくれたらきっと窓も喜ぶと思います^^

サステナブル住宅を建てる岩手のハウスメーカーなら。

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