一つの記憶

ここ毎日、新たなソフトの設定やらに悪戦苦闘中。
スマホとやらも未だ持て余し気味なのに、、
ソフトとかってね、
多機能になればなるほどらくらくソフトからはかけ離れます。。
その程度のこと知ってるでしょ!くらいの勢いで。
オヤジ族を突っぱねてるように思えてしまうのは私だけでしょうか・・
そう思うこと自体がもうオヤジ族なんでしょうね(笑

そんな状況の時って、脳みそが酸素不足になる。

ちょっと外の風に・・・

夕日

 

 

 

 

 

 

 

あ~、この時期が一番いい感じだよなあ。

などと夕日を拝む。
何度このシーンに出会えたっっけ?
とつい数えてしまうのもいつものこと。

とここで終わればいいのだけど、
体を動かさねば酸素も補給されないべと思われ、
つい、庭弄りを。

動きだしたら、今度は切れのいいところまで、、
となってしまうのも、いつもの悪いクセ。

でもまあ、ここまでやってしまうと酸素も充分。
気持ちよくPCに向えるものです^^
行き詰まったらその場を離れてみる。その繰り返し、ですね。

今日の夕、二度のエリアメール。
最初は避難勧告。二度目は避難指示。
山林火災が拡大しているらしい。

大丈夫だろうか・・・


つい、忘れていた子どもの頃の記憶がよみがえってしまう。
夜、寝ているところをたたき起こされた。
外からは、「火事だ!火事だあ!」と叫ぶ複数の人の声。
窓が赤色を帯びていた。

すぐさま、家族で外に飛び出た。

300メートル程離れた場所にもの凄い勢いで立ち上がる真っ赤な炎。
その炎は山間部の小さな部落も周辺の山々も赤く照らした。
そしてそこから風下である自分ちに流れてくる火の粉で埋め尽くされた空。

赤い炎の場所、そこは同級生の家だった。

オヤジはすぐその家へ赤い闇へと走って行った。

大丈夫かなあ、、

心配と不安で縮こまっている時間はそうなかった。
自分家のすぐ裏山に飛び火したのだ。
最初は無数に点在する小さな赤い炎。
それが少しすると大きな炎の輪になり、その輪はどんどん迫ってくる。

そこから近隣の人たちが駆けつけてくれ、
家の中の家財を急ぎ運び出す作業。
子どもの自分は何もできずただ応援してくれる人たち、
同級生の家の炎、迫る炎を立ちつくしてみているほかなかった。

その後、100メートル位後方の家の庭まで退避し見守った。
炎は30メートルもないところまで迫ったがやがて消化活動により沈下。

家に戻ったのは何時頃だったか記憶はない。
ただ、子どもなので「早く寝ろ!」とだけ言われた記憶がある。

そして翌日。
視界に入ったのは火元となった家の一部黒い柱が残り、
そこから上がるくすぶった煙。

小学校に入学したばかりのぼくには、
その光景に何が起こったのかその時は実感がなかった。

一緒に集団登校し始めたばかりの同級生。
その後、集団登校で同級生を見かけることはなかった。

昨日と同じシーン、それはもう二度と来ない。

その事実を突きつけられたのみだった。

 

 

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