壁暖房の妄想

床暖、天暖、壁暖に窓暖なんてものまである輻射暖房。
今日はその中でいつかは・・・のテーマとして残る壁暖房を。

壁暖房 (1)


なぜ、テーマとして残っているかと言うと、
当社の場合、室内の壁仕上げは塗り壁が殆んどなので、
それを利用して写真のような塗り仕上げの中に温水配管を伏せ込めたら・・・
どんなだろう?

実は過去2回ほど、煖房には及ばないけど、
施主さんの了解を得て一部の壁程度に試してみたことがある。
それは残り湯の熱を捨てるよりは壁に蓄熱しようというのが目的でした。
結果、室温を下げない効果はそれなりあったけど、そこまで。

それを暖房というところまでとなると、まだ施工上のノウハウが足りない。
塗り壁に対する配管の影響が読めないことが一つ。
それに、今PX-Ⅱで進めている冷暖房の方が、
私にとっては優先度が高かったということが一つ。

壁暖房(2)

今まで見た幾種かの壁煖房がすべて片面への施工だったのが引っかかる。
個人的には一層の配管で壁の両面に放熱させたい思いがある。
壁内に納めるなら配管は縦になるだろうし・・・

両面ガス暖炉

一年前施工したこのシースルーな暖炉がそうだったように、
二面に輻射されたらいいと思うのだけど・・・

一つで二面輻射ができたらいい、
もっといいのは、一つの壁で冷暖房や炎と冷水が流れたりしたら・・・

最高だべ!

そんな妄想だけは尽きません^^;

 

 

岩手の注文住宅なら。

 

2 件のコメント

  • 風呂の残り湯の熱を壁に蓄熱・・・・・・。なるほど。その発想はなかったです。2階に風呂がある場合は、効率が良さそうです。ただし、その効果が工事にかかる金額に見合かどうかですね。
    床を通すと、水平移動なのでなかなか難しいのでしょうか?長い間水が入っていると、逆に熱を奪いそうですし、いろいろと難しいのでしょうね。

  • hiroさん、追い炊き回路を使い不凍液に熱交換します。
    但し、このケースの場合は給湯器が室内の方がより良いことになります。
    元々ある場所にパイピングしますので、そんなに費用はかかりません。
    ですが、追い炊きは使えなくなりますね^^;

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