窓周囲にある熱の隙間を埋める準備へ

高断熱住宅の最も大きな熱の隙間とも言える窓周囲の弱点を改善すべく、
寒い今のうちにヒントだけでも掴んでおけたら・・・
と準備を進めてくれていたスタッフから、

 もう暖房しても大丈夫です!

との報告に、それなら測定前確認せねばと工場へ。

いつでも施工修正できるように石膏ボードを貼らずにおいてはもらったものの、

・・・・

測定時にシートが周囲の温度を反射してしまわないべか?

という不安が。

そこで、石膏ボードをいつでも外せるように、仮止めしてくれるように頼んだあと、
とりあえず、旧来の断熱実験棟から温度計を移動。

あとはしばらく建物を暖め、建物自体の蓄熱など温度を安定させることに。

この実験棟は元々あったものを利用していて、当社では11代目の実験棟になります。
ここでの前回の実験は外張り100㎜を実現するための細部の納め方法と強度の確認のために使用したし、その前なら冬期の塗り壁試験に使用したかな。
なんやかんや言って、重要な場面でここ数年お世話になっている実験棟なんです(笑

温度計は最初、通信切れでスマホに計測画面が出て来ず慌てたましたね。


この場所は通信電波が弱くて、通信拾えないのかも?と一瞬不安にもなりましたが、
しばらくすると温度を拾い始めてくれたので一安堵。

さ、あとは計測前に何日かの間、温度が安定するのを待つのみ。

今回この実験では、従来のスペックに新たに二つのスペックを比較検証してみます。
もし、検証した結果、
これは行けるべ!となったとしても・・・
次に乗り越えなきゃならないのが、パーツの製作とユニット化かと。
世にないものを欲すれば、自社で自作するしかないですからね^^;

自作となれば、

場所はここになるかな。
ここは当社の秘密の工作室みたいな場所、見たくれはボロ小屋ですけどね、
中はそれこそ、私には妄想の宝庫、子どもの秘密基地みたいな場所になっているかもしれません(笑

こうして次への妄想を描いている時が一番いいですね。
だって、骨の痛みも一瞬忘れることができるので。
それがふと我に返ると・・・波のように痛みが滲みてくるもので、、

これってもしかしたら、

痛みを忘れるくらいに、しっかり働けってことなんでしょうかね^^;

3 件のコメント

  • 始めまして。8日に夫婦で突然お訪ねさせていただきました寺嶋です。普段は図面を描いているという女性スタッフ様に、実に丁寧にご説明をいただきました、有難うございました。こちらのブログも面白く拝見させていただいております。将来、岩手山を望む場所で生活を希望しており、大共ホームさんのチーム一丸での家づくりに魅力を感じております。また、窓周りの断熱を調べたら、愛媛の会社の記事が目に留まったのでご報告させていただきます。既にご存じかとも思いましたが、もし参考になる部分があればと。素人のご無礼をお許しください。

    • 先日は遠くからのご来場をありがとうございました。
      そしてこのブログまで見て下さっているこにとても恐縮してしまいますが、
      すかさず窓周りの断熱のことを調べられたなんて動きの速さに感心してしまいました。
      サイトのご紹介までありがとうございました。参考にさせて頂きます。

      またお近くにお越しの際は、いつでも気軽にお立ち寄り頂けると嬉しいです。
      お会いできるのを楽しみにしております。

  • ご返信をいただき有難うございます。
    事務所の隣、展示場の無垢材の床、石粉入り漆喰の壁、体感して驚きました。
    張りの床やビニールクロスとは全く別物、床の水こぼしによるシミさえ味わいに。
    無垢の床は足裏が喜ぶし、石粉入りの漆喰壁は手触がよく快感です。
    ※窓については考え方も性能も素敵すぎです、上手くコメントできません。
    家内も随分感心というか、感動しておりました(体感は正直です)。
    大共ホームさんの、これからますますの進化を楽しみにさせていただきます。
    ※経年美化は本来のあり方なのでしょうが、実際に見せられると凄いです^ー^
    また、伺わせていただきます、有難うございます。
    ※将来、岩手山の近くに住もう、建てようと、切に思う次第です。

    ・・どうか返信のお気遣いなく・・

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