憧れのゆらぎのある暮らし

子どもの頃から冬は薪ストーブ(ブリキのやつ)の火に癒され、夏は川の流れる水音を聴きながら川岸で焚火を欠かさない毎日を過ごしていたからか、大人になってから、

自分は火フェチ水フェチなのだと認識するようになりました(笑

バーベキューの火も良いけど、バーベキュー終わった後の、残り火が暗がりの中でホタルのように点滅しながら灰に埋もれていく様とか観てるだけで癒されてしまいます。

渓流に釣りに行けば、焚火をしながら炎と川の流れる水音に、風で枝葉がこすれ合う音に包まれながら釣った魚を焼いて食べ、そのまま一寝する時間は自分にとっては極上のゆらぎタイムではないかと。

海なら波音に水切り音を聴きながら波に揺られる。

目にするもの耳にするもの、身体が受けるもの、それら揺れるものが好きなんだよね。

そんなことから、事務所には炎のゆらぎを。

てことで、この暖炉が入ってからもう30年程。

住宅展示場には、

流れる水のゆらぎを。

海外でも国内でも、これいい!!てことでつい衝動買いしてしまうのだけれど、暖炉と壁泉のこの二つだけは20年経っても30年経っても衝動買いして良かったと思える。きっと、朽ち果てるものでもない、ずっと変わらないものだからなのかもしれませんね。

屋内からなら、窓のガラス越しに見える枝葉のゆらぎにも浸れますね。

暮らしの中に、ゆらぎを。

なんて考えるのは私だけかもしれませんが、
機能的でない、便利でなくてもいい、ただ癒されると思える時間を置いてみる、
そんな家づくりがあってもいいんだよなあって思うのですよ。

歳だからですかね(笑

2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です