窓の断熱性能を損なわないトリプル(3層ガラス)のガラス格子があり、家のデザインポイントとして採用いただける方が増えています。
そこでふと気づきました。
そのすべてが十字デザインタイプだということに。
一般に、国内ではトリプルガラスに格子はありません。ペアガラスならあります。
まあ、断熱性能を求めて採用するはずのトリプルガラス内に格子を入れるということは考えられないということかもしれませんが。
でもフランスのホームセンターで売っているトリプルガラス樹脂サッシの格子を見ると、格子をガラス内に入れるのではなくトリプルガラスの室内側屋外側両面から挟み込むタイプの格子だったのです。
この格子の取付方式なら、ガラスの断熱性能を損なわずに済みそう。
さすがヨーロッパ!ここまでの仕組みがあるってことが凄い!
ここで知れたからと言って、トリプルガラスに格子がすぐできるわけではありません。ここで存在を知ってたからこそその数年後、調べ仕組みを探し当てたからできるようになったと言う方が正しいかな。
そして、アメリカでもヨーロッパでもいろんな格子デザインが存在しているのに、日本ではトウフと言われる四角に縦横交差した格子デザイン一択。日本ではそれ以外のデザインを見ることはありません。
家のデザインポイントである窓デザイン一つとっても、日本と欧米との間にこれだけの格差があるって知ってしまうとどうしても歯がゆい気持ちになりますよね。
そこで、以前から印象深かった一本の格子を誂えたドイツの家の窓を思い出したのです
その窓の何に惹かれたのかというと、
さりげなさ、上品さ
だったように思います。
たった一本のガラス格子なのにです。
ドイツの窓の格子を実際に再現したのが、金ヶ崎住宅展示場の窓です。
十字タイプでも採用していただけるだけで、私としてはうれしいはすなのに、
この格子一本の誂えは一度も採用されていない。=人気がない?
自分の感じたものは、一般には通用しないものなのかなあ、、
と、つい不安になりまして(笑
一本格子に限らず、窓デザインは自由になることを日本の人たちに知ってもらうためにも、違う格子デザインが必要だと考えています。
そこで、
自由な窓の世界を拡げよう!
ということで、
素敵な窓の格子デザイン募集します。
※但しヨーロッパでよく見る曲線デザインはまだ技術的にできませんので(笑
こんなコンビネーションデザインの窓があったら・・・♪な要望も募集します。
※これまた曲線デザインは技術的不足から不可になります。
そこにかかるコストは開発費として当社が負担します。
窓の可能性を拡げるために、皆さんのご協力をお願いいたします。
最後に、
ドレーキップ窓テラス用スクリーンの動作動画を。
ドレーキップ窓テラスドア用スクリーン全開には屈むのが難点。以前一窓だけ作って貰えますか?の問合せに作ったのがテラスドア。取付後お礼✉︎に添付された内倒しにスクリーン上40㌢程開けてあり、この方はこの視界に拘ったのだとわかる画像。全開はない、唯ほんの少し視界が欲しいだけの窓はある。 pic.twitter.com/PW55kq3mNI
— oyakata (@ooyakata11) April 16, 2024
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