岩手の家の温度湿度調節

今日は体感棟の実験データをば紹介します。
体感棟は比較のために2棟。
1棟は基準棟でもう1棟がイタズラ棟です。

住宅内温度データ

この温度グラフではAが基準棟です。
通路とあるデータが、仮想ウィンターガーデン空間のもの。

注目して欲しいのが「B室内温度」のデータ(グラフで黄色線)。
イタズラしたB棟の室内温度変化巾は3分の1以下になっています。

もっと明解におもしろいのが、次の湿度グラフ。

住宅内湿度データ

やはりB棟室内湿度(黄色線)に注目して欲しい。
温度変化に対応して上下するはずの湿度がほぼ平準化しています。

おもしろいでしょ?おもしろくない?

私はおもしろいから良いってことで、ご勘弁を^^;

温度の平準化を狙ってみたイタズラ段階だったんですけどね。
結果こんなにも違いがはっきり出るとは予想もしていなかった。

住宅のことをある人は第三の皮膚と言っています。
この実験は、それなら住宅に第四の皮膚として
ウィンターガーデンがあったらどんなことが可能なんだろう・・・

岩手で住宅の断熱性を変えず、どこまで温度湿度を平準化できるのか・・・

そんなイタズラ心で遊んでいます。

黄金週間イベント中、この他にもデータを掲示してたのですが、
体感ルームまで足を運んでくれた方は悲しいかな数人。
そして興味を持って聞いてくれた方は残念ながら二人だけ。。;

マニアック過ぎるんでしょうねえ。

それでもまあ、、、

”マニアックさは家づくりの隠し味をつくる”

なんて気持ちでやっているバカさ加減にお許しを^^;

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