家具には注意を。

今日夕方近くに知人Aさんより電話。
一昨日も電話があったのだが、その時は
家族の一人が精神的に不安定になってしまったこと、
見守る家族の負担も大変であることを話していた。

再び今日Aさんが電話で伝えてきたのは、原因が家具による
シックハウス被害である可能性が極めて高いらしいこと。
ここでは「らしい」と言っておくが、今日のAさんは断定していた。

Aは最近身辺で変わったことを思い起こしてみたのだと言う。
結果、思い当たることと言えば新しく購入した家具が10日程前に
家に入ったことくらいだったらしい。

もしや!と思い、家具のある部屋と別の部屋の空気、
ホルムアルデヒドを測定器で測ってみるとその差は歴然。

家具の納められた部屋だけが、なんと1.1ppm。
規制値0.08ppmの10倍以上だったのである。

空かさず、購入した家具屋に電話を入れると
「すぐにお取替えします!」との返事だったらしい。

不良品ではないから、単に取り替えても意味はない。
取り替えるにしても、安全であること示さなければならないはず。

家具によるシックハウス被害は以外に多い。
家具業界の意識が低過ぎるのではないかと思う。

部屋の中で家具一個くらいどうってことはない、
とでも思っているのだろうか。

いずれ、家具の購入時は要注意だ。

箱詰めになっている以上、VOCなどの放散量は殆ど低下しない。
家具を箱から出し、しばらくは強烈なニオイに悩まされたことの
ある人は多いのではないだろうか。

私の経験上、家具のVOC放散が良好なレベルに
落ち着くまでに、自然状態で2~6ヶ月を要する。

昨年は通販で購入した家具による被害の報告もあった。
せっかく買ったお気に入りの家具であろうと、
しばらくは自宅以外の外空間でVOC放散させるべき。

体調を損ねては、お気に入り家具どころではないですからね。

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