注文住宅って

家を一つ下さ~い!

住宅を買う意志を伝える→住宅を注文する。
これを注文住宅。

とは言いません。


この「注文住宅」という言葉って、買い手側売り手側双方で
意味する範囲は気ままに使われているのが現状です。

特に売り手側にはいかようにも使いようがあります。
先ほどの住宅を注文する行為に用いられることはないですが、
問題は住宅のどこまで当たり前に注文が可能なのかです。

「注文住宅で坪単価○○円で○○○万円ポッキリ!」
なんて、表示で注文付け放題だと思ったらヤケドします^^;

注文を増やしたら、
グレードが上がったら、
量や数が増えたら、
価格は上がるはず!
と冷静に考えれば当然に分かることなんです。

それら内容と価格が妥当内であるかが問題でしょう。

よくあるのは、モデルプランの外殻、柱やドア・窓の数、
設備・仕上げを変えなければ、間取りに注文することができます。
というが、この場合、注文できる範囲はかなり限定的。
位置をずらす程度の注文しかできないのが実情です。

「限定型注文住宅」とでも言えばいいんでしょうか。。

自分が建てたい家って、家のどんなところに要望が
反映されたら実現できるのか。
そこを確認さえすれば、希望が叶う注文住宅なのか
叶わぬ注文住宅なのか判断できるはず。

企画型住宅が要望内なら企画型にすればよし。

希望を叶えるはずの注文住宅。

システムとして、あれはできません、これはできません、
じゃ、あまりに悲しすぎるでしょう^^; 

こういう曖昧な言葉の使われ方って「注文住宅」に限らずですが、
私たちの業界でもこれら言葉にレベルを持たせる表示、
例えば「果汁入りジュース」位にでも表示できたら判断しやすくなるのに。。

「注文10%住宅」とか、「注文100%住宅」とか、ね^^;

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