目指すべき住宅性能

今日は家づくり教室。
参加者から、断熱性能をどのくらいにすべきなのか?
との質問。

実に的を射た質問で、ドキっとさせられてしまいました。
この質問は私たちつくり手にも言えることだからです。

次世代省エネ基準があり、世界にはまた別な基準や義務がある。
新たな流行?目安のQ値=1があったり・・;と、
確かにどこを目標にしたらいいのか業者でも迷う。

断熱性能の目標値って、
私はむりやり設定しないほうがいいと思っている。
性能は個別の設計や規模、家族構成によって異なるし、
ライフスタイルによっては性能数値以上のものだって得られる。

こだわりを持たずとも、
大きく、この先10年後、20年後を見越したら
この辺のレベルだろうかと最初はちょっと広い範囲で考えた方がいいと思う。

結果、Q値が1.05だって0.86だっていい。
もしかしたら、1.2や1.5でもいいってことだって・・・

私なら家を建てた後の省エネ性の可能性を残していたらそれでいい。
だって、可能性や進化できるってだけで先が楽しくなりますから。

性能に関しては、個別の住宅で
規模別に費用対効果の境界線がある。
この境界線は業者の持つものによって違い、
その時々に使えるモノによっても変化してしまう。

技術が上がれば境界線だって動く。
コストをほとんどかけずに境界線の針だけを移動さす。
使ったお金は数年で元を取る。これに限る。

でもやはり・・・
とは言いながら、
なぜか切れのいいとこを目安にしてしまいそうな自分がいてしまう。

・・・

人間、目安がないと生きていけない生き物なんでしょうかね^^;

岩手の高性能な注文住宅なら。

2 件のコメント

  • Q1だとか、それ以下じゃないとダメとか、色々な見解が取りざたされていますが、何か研究者や建設業者の自己満足に見えてしまいます。
    何をお客様が求めているのか、Q1にすると、将来的にどうなるのか、イニシャルコストやランニングコストはどうなのか、そのデータは将来に渡って間違いない物なのか… 。
    実際、私が家を建てた3年前には考えられない程灯油代は上がっていますし、それを追いかけるように電気代も上がろうとしています。しかし、家の耐用年数の期間、それがどうなって行くのかは実際のところ誰にも分らない。断熱に関しても、もしかしたら今は考えられないような断熱方法が開発されて、簡単に安価に断熱リフォームが可能になるかも知れない。熱源だって、灯油・ガス・電気以外の全く新しい安価で環境に付加を掛けない熱源が開発される可能性だって有る。
    住宅ローンの長期固定か短期固定か変動か、どれが得か分らないように、家の性能や設備が何が良いのかは長期スパンで考えざるを得ない住宅で言えば全く分らない。
    ただ今は、現状と想像できる範囲の未来の予想の中で、今一番良いと考えられる物を選択するしかない。
    それが、未来にフレキシブルに対応出来うる物であれば良いなと思います。

  • なべやんさんのおっしゃる通りです。
    性能値って多分に自己満足はあると思います。
    そこから脱するためにも、
    一つ一つ当たり前領域にしていかなければなりません。
    未来はあらゆる可能性があります。
    ですが、
    私も正直、長期スパンで考えると無限大すぎてわかりません。
    だから、目の前の可能性を拓くためにもがいています。
    コストと性能両面で今を最高にすること。
    今想像できる次の可能性に繋ぐこと。
    既存の家に反映させられること。
    進展はカメのようかもしれませんが。。
    でもきっと、
    自給自足も遠いことではないのでは?
    と小さな希望を持っているところです。

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