インテリアの仕上げ素材

この業界に入った頃、組み込み家具と言えば収納壁が代表的。
その頃は和風住宅が多かったので、
続き間や和室の寝室の押入れ的なスペースに合わせ
建材メーカーの収納壁システムを。

洋タンス・和タンス・押入れ機能などを組み合わせて納める。
こいうものを大工さんが造り付けるとダサイとか言われ、
システム収納家具が当時の流行だったような・・

洗面台も豪勢に見せるために、
システム収納ユニットを組み合わせた。

それはそれで、組み合わせを考えるだけでいいし、
コーディネイトと称し、内装建材に色を合わせやすいので良かった。
けど、それも建材を内装材に使っていた頃までのこと。

床が無垢材だったり、ドアが無垢になってくるとそう簡単ではなくなる。
安易に混在させると、どうも間が悪いっていうかしっくり来ないっていうか・・
そんな違和感は和風住宅の頃に特に感じた。

無垢の杉の柱・鴨居の間に白木調?のシステム家具。
テカって立派なんだろうけど、調和しているとは思えない。
けどそれは高度成長期における住宅の象徴だった?
かもしれない。

現在はどうか。
当社で言えば、ほとんどオーダーメイドでつくることが多くなった。
隠したいはずの水周りも見せたくなるように、
あるいは水周りとは思えないように。

例えば、この作り付け家具。


キッチンとは思えないように、
造り付けで三方を覆い包むようにしている。

調度品に合わせてウォールナットの突き板にて設えた。
突き板って、表面に無垢の単板を張ったものですが、
この単板の厚みもちょっとした悩み所。

無垢なら簡単なことが、
単板が薄すぎると質感が・・・
それに経年後のしっとり感を損なうかもしれないし・・
とか、そんなことを考えてしまう。

いずれオーダーメイドの造り付けって、
提案から修正、細部(開き・ノブ・金具・素材)の取り決めから詳細図、
そして現場での塗装の仕上げ具合い。
これの作業って、間取りの打合せよりも労力を要するかもしれない。
それでもその労力で空間が活かされた時、その苦労も報われる。

さて、
今私が悩んでいることに広葉樹のドアがある。
ただ、広葉樹はあばれ易いので無垢にしたいとこだけど、
やはり単板張りにせざる負えないか・・・とも悩む。

ウォールナットも広葉樹だから候補の一つ。
ホワイトオークが有力だけど、床が樺ならちょっと違うしなあ。。
それ用に新たなデザインも欲しいし・・
と悩みは尽きないわけです。

悩み?

じゃないですね。

考える楽しみでした^^;

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2 件のコメント

  • 経年後のことを考えると、薄突きだと・・・。
    財布と建具屋さんが許すなら特厚2mmとかがいいですよね。
    0.6or0.7mmが無難なところでしょうか?
    樹種で私が好きなのは、ウォールナットの他に
    サペリ、ローズウッド、ニヤトーです。
    板目、柾目でも迷うところですねぇ。
    あぁー楽しそっ。

  • アルボンさん、2㎜は理想ですねえ。
    でもきっとモノによってですが、
    2㎜なら無垢より高くなるかもしれません^^;
    私の個人的な好みでは、
    広葉樹なら板目で節つきもいいかなあ、
    なんて思ったりしますね^^

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