土方な親方

現場の一シーンから。

インテリアドアの白染め

室内ドアの白染め、久々の採用?かもしれません。
(白染めは専門用語ではありません、親方語です^^;)
私個人的には好きな仕上げです。

この白染めは木目をうっすらと残すように仕上げます。
実際にアメリカでインテリアの仕上げを見て20年ほど前に試したのが始まり。
ペイントの白での塗りつぶしのようなシャープさはありませんが、
木の質感が残るので素朴さ優しさを感じさせる仕上げになりますね。

初めての時はアメリカで見たような色と木目が出ない。
吸い込み過ぎてもダメ、吸わな過ぎるのもダメ、
仕上りのイメージは実際に見た私だけにしかわからない、
仕上げ加減を伝えるのも大変で、何度塗り試したことか(笑

というわけで、この仕上げは思い出の一つかな。

今日は朝から春を予感させる温かな一日でしたねえ。
工場に行ってみたら、敷地内あちらこちらに水路が!?
スキー場の雪解け水が流れ出していたのです。

雪解け水路1

これは雪解け水専用の水路でこの時期にしか流れることはない。
あちらこちらで枝が、葉っぱが、何より下流では雪が凍りついて、
水路を塞いでいるわけ。

こりゃあ、ダメだべ。
てなことで、ツルハシにスコップを持ち出して氷を砕き、底の枝葉をすくい上げた。
感覚的には側溝のどぶさらいみたいな感じ・・
我ながらゴム長にツルハシを持つとなぜか力が湧いてくるから不思議です(笑

本来ならこの水路は市の体育協会の管理なんだけど・・・なあ、、
とぼやきながらもせっせと流れを作っていく。
2年ほど前までは協会さんのスタッフがやってくれたのだが、
担当者が変わったようなので申し送りがなかったのかもしれない。

ぼやく前にまず自分でやれることやるべってことで手をかけたのが運のつき。
手間のかかることかかること、、、
スタッフに頼もうとも思ったが、彼らの仕事が遅れ気味なので断念。
とりあえず水の流れをつくるだけでも2時間もかかってしまった。
雪かきよりしんどい・・

雪解け水路2

この雪解け水は農業水路へと繋がっている。

私が帰る時、その水路でせっせと雪かきする人がいた。
その水路も雪で埋まっていて、
こちらから勢いよく流れだした水が小さなダムになっていたのだ。

本道脇の農業用水路は充分な深さがあるので道路にあふれることはない。
だけど私と同じで、水の流れが滞るってのが気になる人なんでしょうね^^
手伝いたかったけど、私の予定もおしてたので大変失礼してしまった。

この時期にだけ、現れる小さな水の流れ。

この雪解け水で下流に小さな湿地帯をつくったら・・・

もしかすれば・・・ 

水芭蕉の群生地になったりするかも♪

なんて土方しながら楽しんでしまった一日でした^^;

 

 

岩手の注文住宅なら。

 

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