不思議な蓄熱融雪から高断熱住宅の蓄熱層を考える

今朝の雨からみぞれに、そして雪に変わり積雪。

そして午後・・

地盤の蓄熱が原因?

日当たりが良く雪が溶けやすい左側の駐車スペース、そして右奥の住宅の日陰で日当たりのよくない右駐車スペースの雪解け具合の違いはいつもの見慣れた風景。

と思いきや、??何で?

不思議に思ったのは雪の残る面と雪が溶けている面の境界線。

なぜここなの?

昨日雪散らし作業している時に陽が当たっていたのは、もっとずっと南右奥で写真の境界ラインからなら7~8メートルくらい先。そこら辺が雪解けの境界線なら昨日の日射蓄熱のお陰だべ。と思えるのに・・

と暫し考えてみたのですが、雪が溶ける溶けないのこの写真の境界線て

ほぼほぼ冬至期の日陰ラインなのですよ。

2か月前の日当たりの効果が2月中旬過ぎても影響を与えるのだとしたらすごくないですか。

氷点下の外気温に晒されていても陽射しがあれば外気温に負けずに土中深くまで太陽の熱を蓄えてるってことですよ。きっと地中20㎝とか30㎝位の温度を測って比較すればこの違いはわかるでしょうけどね。

写真は撮らなかっったですが、午後4時頃、
昨日陽の当たっていた場所と日陰との境界で雪の解け具合いの違いをはっきり見ることができました。

やっぱり、蓄熱ってすごい!

当社が住宅の蓄熱量をもっと上げようとすれば簡単なところで漆喰仕上げの厚みかな。
納まりや仕上げの精度の問題はあるけれど、住宅の室内仕上げの漆喰をいつもより厚くできるものならぜひ一度やってみたいよね。

雪は午後に再び雨に変わりました。

そこでこんなお天気の日の住宅の断熱層内の温湿度はどうなんだべ?てことで計測中の住宅展示場をチェック。

2-19住宅展示場

このトップページにはほとんど意味はありません(笑

2-19住宅展示場壁内温湿度
外張り断熱層の外側部位の温度は4.3℃。日中の温度を保っていますね。
外張り断熱層を挟んでの温度差は6℃ほど。

そして最後に、24時間前からの温度推移を。

2-19住宅展示場温度推移

氷点下にはなってなかったようですね。

ですが、外気温はこのまま下降線をたどるように見えます・・

土が太陽の熱を2か月も引っ張れるのだら、これから家を考えるならぜひ高断熱に+蓄熱力も上げたいものです。

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