住宅デザインを支える技術:樹脂仕上げ編

今日も岩手県南の新住宅展示場ネタで。

大切な住宅性能を損なわずデザインを支える技術

この時の②を端折って、

③1階と2階窓をカラーサッシの同色樹脂で一体化
 1階から2階までの幅広の窓となれば1・2階の通しパネルといかない。

について。

1階に4連窓のフォールディングドア、2階には4連計8窓のFIX一体窓。この同じ幅の2つの窓を繋げて1・2階の通し窓にすることはできるが・・・3連ならいざ知らずこの4連窓を1階2階の通しパネルとするとなると、俄然厳しいものがある。

そこで1階と2階の窓は別体だけど、仕上げとして一つに見えるようにできたら・・・と考えてみた。
一般にありがちな中間をペイントを塗って色を合わせるのは避けたい。どうせならうちの会社が持つ技術をここに活かせないだろうか。

住宅内部での前例はあっても外部は未経験、加えて内部とは下地が違うので数段リスクは高い。

こういうリスクが伴うチャレンジって、
自己リスクな住宅展示場しかできない。ここでチャレンジせずにどこでできようか!

これができるのはドイツで実習を受けた春ちゃんしかいないべ!
先ずはやってみてから考えようよ。

てことでチャレンジしたものの・・・ 失敗。。

2度目のチャレンジも・・・ 失敗。。

3度目のチャレンジは3度目でとりあえず仕上げは成功。

正直言えば今回のチャレンジはオーストリアの会社をまねっこかな。なかなかのチャレンジャーな会社でしたから(笑
でももう一つオーストリアのまねっこが2階窓水切りにも。これは駿ちゃんの技術とのコラボかな。

住宅内部の仕上げもサッシと同質仕上げ。
1・2階の通し窓に塗装で繋ぐってのは避けたいし、樹脂サッシと同質にこだわってこその一体化なので。なんて面倒くさいオッサンだったことか(笑

次にやる機会があるとしたら、1階の窓と2階の窓のつなぎ巾をもう少し狭くしたいかな。

そして最後に、

当社では鉄板となっているフォールディングドアの開閉を。

壁に繰りぬかれたこの大きな開口から、どんな生活シーンが思い浮かびますか。

私なら、
夏は縁側に大人は腰掛け花火をして遊ぶ子どもたちを見守るシーンでしょうか。(昭和・・)

屋内と屋外が広く繋がったら・・・ 気持ちいいこと、楽しいこと何でもできそうだよね。

来週末は、ぜひ遊びにいらしてください^^

2 件のコメント

    • それは奇遇です。
      奥様と奥様のご実家の皆様とぜひ一緒に遊びにいらして頂けたら嬉しいです。

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