省エネ住宅を目指すなら岩手でも日除けは必須になるかも?

以前なら冷房期間て一か月もないでしょ。ての大方の考えだったように思います。

でも今年のようにここまで残暑を引っ張られたら・・・
これが来年以降も同じような夏になるとしたら・・・

などと考えたら、今後夏の省エネ対策を本気で考えないといけないかもしれない。
と思えてきまして。

そこで高断熱住宅で一番に思い浮かぶのは、窓の日除け。

今年のものとしてはもう必要ないとは思うけど今後の心の備えとして考えておかなければと、
改めてエックス(ツイッター)に動画をアップしてみています。

震災後、省エネ機運が高まったおかげで、日本の各メーカーも日除けスクリーンを商品化し始めましたし、それも比較的安価な価格帯ではないかと思います。
比較的安価というのは海外で扱われている日除けスクリーンと比較してですが。

実は震災前、アメリカヨーロッパ中国と日除けスクリーンを探し回ったことがあります。
探せど探せど、輸入しての販売価格はサッシより高いものがほとんどで、

 そんなサッシより高い日除けなんざコスパ悪すぎだべ!

それでもやっと手頃なのを見つけて販売できるようになったのですが・・・
私が考えるほどの需要がないような扱い結局取り扱いを止めにしました(笑

でも今ならどうなんだろう?

電気代が高騰した今なら・・

岩手でもこれだけ暑くなって・・

こんだけ暑い期間が長いとなれば・・

と考えてしまったわけです。

そんなことを考えているところに、今日施主さんご夫婦が漆喰のレンガ模様を施している現場の窓には防火シャッターが。

これは数年前にも紹介しているのですが、

火除け+日除けにも使える便利なものと捉えて頂ければ良いです。

火除けのために使うシャッターって、一生に一度使われるかどうか・・
あまりに保険的過ぎると思いませんか。

ですが日除けとして使えるなら、冷房費削減分でいずれ元は取れるように思います。

防火シャッターを日除けにも

そして暴風や台風時には高価なトリプルガラスを守る役目だって担えるし、夏場早朝の遮光の役目だってできるのだから、考え方しだいですが意外と重宝するのではないでしょうか。

日除けして、シャッター下から入った風が内倒し窓から入り込むイメージです。

いずれ今後夏の暑さ対策と冷房費削減のために、注目度が高まるのは間違いないような気がしますね。

最後に、

こちらの施主さんご夫婦の手仕事を紹介します。
以前塗り壁教室にて体験して頂いての今日の本番です!

漆喰のレンガ模様
午後3時前、硬化具合チェックを。

突っ込みどころのない中々の出来ではないですか♪

ちょうどこの時、窓からの明かりが壁を照らしててね、
この明かりの移動で見せてくれる陰影の移ろいもまた暮らしの中での楽しみになるんだろうなあ、なんて想像しながら現場を後にしたのでした。

漆喰って省エネ的にみても、漆喰の蓄熱蓄冷効果も侮れませんからね(笑

明日は塗り壁教室。

今日のご夫婦のように、

自分でやってみたい!を応援するための「塗り壁体験会」です。

興味のある方はお気軽にご参加いただけるとうれしいです^^

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です